重加算税を15年以上滞納していますが、NISAやIDECOや医療保険金は差し押さえされますか?
18年ほど前に飲食店を経営、無申告でいたところ6年目に国税に摘発されました
丸まる5年遡って修正申告、重加算税は35%+35%の70%で算定
その時に利息を軽減する代りに1年以内に納付すると言う誓約書を書かされています
(この誓約書を書くと時効が発生しないとWEBで読みました)
その後、本税と5年目の延滞税(重加算税以外)は完済して廃業
結局、重加算税分700万は全く払っていません
3年ほどは廃業年の申告・納税の督促はきていましたが、ここ10年以上督促なし
現在は給与差し押さえにビクビクしながら月収25万前後で会社員生活16年目となりますが、差し押さえも督促も一切ありません
そのうえで質問です
2014年よりNISA、2018年よりIDECOを始めました
また交通事故で鎖骨骨折で障害認定で225万
ガン保険で50万の給付があります
こういったNISAやIDECOで貯めたお金や
保険金は差し押さえ対象になるのでしょうか?
そうならIDECOはするだけ馬鹿に思えてきますし
ガン保険まで差し押さえられたら今後の治療も不安です
更に悪いことにNISAはかなり利益を出していますし、
いずれは特定口座に移転になりますから納税=税務署にばれることになりそうです
ちなみに家族構成は70代年金受給の両親と大学生の娘1人の4人でしたが
この3月に大学卒業と同時に結婚、戸籍も抜けて3人家族です
また両親(特に父)が亡くなると、一気に低所得世帯になるのも不安で資産運用をしています
以上、よろしくご教授お願いいたします
税理士の回答

滞納税金について10年以上督促がないということは国税の内部処理で執行の停止が行われるなど減免措置が講じられているかもしれません。 ビクビクしながら生活するより一度税務署に滞納税金がどうなっているか確認してみては如何ですか。仮に租税債権がまだ存在していた場合は、給与の差押え、預貯金の差押えは実行されます。
回答ありがとうございます
修正確定後、毎月源泉徴収と本税分割分を持参していた時も重加算税に関しては督促も確認もないまま、
廃業までには本税だけは払い終えましたが、やはり重加算税に関してなにか話をしたり
通知書を受けたり、何かに署名したりもした記憶はありません
そもそも税務署の職員も5年分の所得税+延滞税を1年で払うなんて不可能と認識してましたし
実際に「消費者金融で借金」をして本税と延滞税だけ払い込んで廃業したのも税務署も承知の上です
とてもじゃないですが重加算税まで払えるとは思っていないようでした(度々口に出してました)
また、会社員として収入を得るにも再抑えられないよう28万を超えないようにしております
そんな状況なので、今の今まで督促や通知・給与差し押さえが来たことはないのですが
このたび医療保険で100万円以上が振り込まれたので差し押さえが気になりました
改めて確認したいのですが、こうした保険金やIDECOの個人年金、NISAも差し押さえ対象となるのでしょうか?

差押えできない財産は、国税徴収法75条~78条に記載されておりますが、振込された保険金、NISA口座は差押え禁止財産には該当しません。確定拠出年金は、社会保険制度に基づく公的年金に準ずる扱いとして差押え禁止財産となっています。
改めて詳しい回答ありがとうございます
IDECOが除外と判っただけでも気が楽になりました
本投稿は、2021年04月09日 19時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。