源泉徴収税額が1円ズレて困っています - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
  1. 税理士ドットコム
  2. 経理・決算
  3. 年末調整
  4. 源泉徴収
  5. 源泉徴収税額が1円ズレて困っています

源泉徴収税額が1円ズレて困っています

とある会社と取引をして、請求書を作成したのち提出すると
源泉徴収税が会社側の計算と1円ずれているので修正をお願いしますと言われたのですが、
私はmisocaのサービスで請求書を作成しており、源泉徴収の額をミリ単位でこちらで編集することができないのですがどうすればいいのでしょうか?
私自身あまり詳しくない為どうすればいいか分かりません。

小計 19万5000円に消費税10%(1万)がかかり
源泉徴収税額が-19,909となっております。
会社側では19,910となり1円ずれているそうです。

請求書の課税設定は、
消費税設定→税別表示(消費税が外税で表示される)
消費税端数処理→切り捨て
源泉徴収税種別→ あり(復興税あり)

です。

お手数おかけしますが、ご教授いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

税理士の回答

相談者様の計算で問題ないと考えます。
国税庁HPより引用
「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法」(平成 23 年法律第 117 号)(以下「復興財源確保法」といいます。)が公布され、平成 25 年1月1日から施行されることに伴い、復興特別所得税の源泉徴収に係る質疑応答事例を取りまとめましたので、参考としてください。
Q 所得税及び復興特別所得税を納付する際の端数はどのように計算するのですか。
A 所得税及び復興特別所得税の額の端数計算は、所得税及び復興特別所得税の合計額によって行うこととされています。したがって、源泉徴収の対象となる支払金額等に対して、所得税率と復興特別所得税率の合計税率を乗じて算出した金額について『1円未満の端数を切り捨てた金額』を源泉徴収します。
(例1)講演料として 222,222 円を支払う場合(所得税率 10%)
222,222 円 × 10.21% = 22,688.8662 ⇒ 22,688 円
(合計税率) (算出税額) (源泉徴収税額)
(例2)原稿料として 1,333,333 円を支払う場合(所得税率 10%。ただし、同一人に対し1回に支払われる金額が 100 万円を超える場合には、その超える部分については20%)
(1,000,000 円×10.21%)+(333,333 円×20.42%)=170,166.5986⇒170,166 円
(合計税率) (合計税率) (算出税額) (源泉徴収税額)
取引先の会社にお願いしてシステムを更新して頂くか、無理であれば貴方が手書き(エクセル等の一般的な書式)で取引先の計算に合わせて作成することになりますが、後者であっても税務上は支払調書での源泉徴収税額は確定申告で精算されますので問題はないかと思われます。

本投稿は、2023年08月24日 22時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

源泉徴収に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

源泉徴収に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,349
直近30日 相談数
696
直近30日 税理士回答数
1,365