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フリーランスチームの源泉税について

フリーランスWebデザイナーです。3人のチーム(3人ともフリーランス)でサイト制作請負を行っています。
お金の流れとしては、チームの代表者がクライアントへ請求を行い、あとの2人はチーム代表に請求しているという形です。
クライアントがチーム代表に支払う際、売上総額から源泉税を引いた金額が支払われています。そこで質問なのですが、チーム代表があとの2人に支払う際は、同様に源泉税を引いて支払うものなのでしょうか。
またその場合、チーム代表は支払調書を2人へ発行するものなのでしょうか。
チーム体制が初めてなので、分からず困っております。よろしくお願いします。

税理士の回答

Webサイトのデザイン料であれば、源泉徴収の対象になります。
源泉徴収する場合には、支払調書を発行されたら良いと考えます。

Webデザインは源泉徴収が必要な報酬となります。

しかし、個人事業主の場合は源泉徴収義務はありません。
ただし、個人事業主でも従業員を雇い給与を支払っている場合は、源泉徴収義務者となります。

ちなみに源泉所得税の計算方法は、以下の通りです。

支払金額が100万円以下の場合は、
 支払金額×10.21%

支払金額が100万円超の場合は、
 (支払金額-100万円)×20.42%+102,100  

 フリーランスチームとなっていますが、『任意団体』としてではなく、代表の方の個人事業として事業をされているとの前提の説明となります。 
 
 源泉徴収の要否は、他のメンバーへの支払いが、給与になるのか外注(事業所得)としての支払いになるのかにもよります。
 給与の支払の場合は源泉徴収が必要となります。

 外注の支払の場合は、代表の方が「源泉徴収義務者」になっているかどうかによります。
 外注の支払とした時に、代表の方が専従者への給与等、他に給与の支払などがない場合は「源泉徴収義務者」にはなりませんので、他のメンバーへの支払時には源泉徴収は必要ありません。

本投稿は、2019年08月01日 16時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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