扶養控除等異動申告書の書き方について
お世話になって居ります。
標題の件ご教示いただきたくお願い致します。
会社から、令和3年の年末調整申告と、令和4年分扶養控除等異動申告書を提出するよう言われています。
扶養控除等異動申告書に記載する住所について、
「令和3年、令和4年分ともに、令和4年1月1日時点、実際に住んでいる住所を記載してください。住民票のある住所ではありませんので注意してください。」と言われています。
困ったのは、扶養家族の欄です。
これは、令和4年1月1日時点での扶養状況を記載すればいいのですか?
それとも、令和4年12月31日時点の見込み扶養状況を記載するのでしょうか?
お手数ですがご教示いただきたく、宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答

回答します
扶養親族に該当するか否かはその年の「12月31日の現状」で判断します。
そこで、今回提出する「令和4年分の扶養控除申告書」」には令和4年12月31日に扶養等に該当すると「見込まれる」方を記載します。
なお、「合計所得金額」などは、令和4年12月31日現在の「見積もり金額」を記載しますが、住所などは「提出時の住所」を記載します。
その後、例えばお子様が、4月に大学などに入学し別居した場合や当初「扶養」としいたが就職して扶養から外れることになった時は、その事実あった(分かった)時点で、「扶養控除等異動申告書」を提出し、訂正することになります。
最終的には「年末調整」時に扶養に該当するか否かを確認します。
米森先生
お世話になって居ります。
早速のご回答ありがとうございます。
扶養状況については、2022/1/1時点ではなく、2022/12/31時点の情報を記載するのですね。
2022/1/1と、2022/12/31で状況が変わるので、注意して記載したいと思います。

ご理解のとおりとなります。
なお、あくまでも12月31日現在の状況をみこしてその年の給与の支払時までに記載・提出するものですので、年内に状況が変わることがあります。
当初「扶養」とされていた方が外れた場合、又は、扶養に該当しないとしていた方が「扶養」に該当することとなった場合は
① 把握した時点で「扶養控除等異動申告書」を提出する
② 年末調整時に、「扶養控除等異動申告書」を提出する
※便宜上、一旦提出した申告書を補正する場合もあります
ことにより、扶養状況を変更することができます。
例えば、
扶養としていたお子様が4月から就職して扶養から外れた
扶養から外していた親の収入が、思ったより少なかった
子供が生まれた(住民税に係る部分になります)等があります。
参考にしてください。
本投稿は、2021年11月03日 16時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。