社会保険料の控除額が間違っていた場合の対応方法について
昨年度、会社を設立して1人法人を経営しています。
昨年度の源泉徴収や法定調書を見直しを行っていたところ、給与からの社会保険料の徴収額が間違った状態で年末調整をしていたことが判明しました。その時に質問した際は「2月に入ってしまっているため再調整などは行わず、確定申告で対応する」という回答をいただきました。
確定申告での対応方法について調べてみたのですが、以下の部分がどうすればよいか分からなかったため質問させていただきたいです。
源泉徴収票に書かれている社会保険料控除の金額本来控除すべき金額より少ないため
確定申告の際に、その値を使うと正しく所得税が計算できず多く納税されてしまうかと思います。
源泉徴収票を修正するにしても、税務署に提出した源泉徴収票や給与支払報告書に記載した金額と異なってきてしまうかと思いますが問題ないでしょうか。問題がある場合は、正しい社会保険料を反映するためにどのような手順を踏む必要があるでしょうか?
税理士の回答

丸山昌仁
回答します。
確定申告書を作成する際には、源泉徴収票の社会保険料の金額は使用せず、正しい社会保険料の金額を記載してください。
それで申告計算を行うと、税金の納付が発生します。このため手続きは3月15日までに行う必要があります。
確定申告書を提出すれば、住民税の申告も終了します。
確定申告書の数値が優先されますので、正しい社会保険料が反映されることになります。
正しい社会保険料の金額を記載した申告書を提出してください。
分かりやすく説明していただき、ありがとうございます。
確定申告で正しい金額を記載し、会社側では特に何もする必要はないという認識でよろしいでしょうか?

丸山昌仁
昨年の分なので、その対応で精算してください。
大変助かりました。
迅速な回答ありがとうございました。
本投稿は、2022年02月12日 06時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。