役員報酬・賞与の税金・社会保険料について
役員報酬と賞与の内訳について検討しています。
アドバイスいただけませんでしょうか。
① 役員報酬 月額80万円+賞与80×2回/年
② 役員報酬 月額93万円弱 賞与なし
③ 役員報酬 月額10万円 賞与 1,000万円×1回
④ 役員報酬 40万円×12カ月 賞与 320万円×2回
それぞれの場合の所得税・住民税・社会保険料の金額を教えていただけないでしょうか?
どのパターンが手取りが多くなるかで内訳を考えたいと思っていますが、
将来受け取る年金額も気になります。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

すぐに分かる範囲内でお答えいたします。
所得税及び住民税は基本的に年間でもらう役員報酬で決まりますので、月額+賞与額の合計金額が多くなるほど納める金額は多くなります。
厚生年金は厚生年金保険金料額表がございますので、そちらでご確認いただけますでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。

法人税上、経費になるのは原則として月額同額の役員報酬のみ。
賞与は事前確定届け出を期限内に要件を充たし提出していない限り経費になりません。
事前確定届け出は、厳格であり、税理士としては失念、提出が遅れることもあることから余程では無いと利用しない手続きになります。
ですので、役員に対する賞与、というのは選択しない方が宜しいのかと存じます。
ただ、絶対に手続きのミスをしない、というのであれば、一番の節税は、
月額報酬を月5万程度。
それ以外は役員報酬とすれば、社会保険料の上限があるため、社会保険料負担が軽減されます。
将来の年金は減りますが、健康保険料負担は軽減されます。
これをどう捉えるかはそれぞれで、知っているが実施しない、という方が大半となりますが。
本投稿は、2018年04月12日 09時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。