1分単位の計算。どこを四捨五入すれば良いですか?
先月から時給で働いてる方がいます。
先月の総労働時間が40時間8分でした。
1分単位で計算したいです。
8分は8÷60=1.33333333となりますが
この場合どのように計算するのでしょうか。
会計ソフトに入れてみたところ
41.33になりました。
どこを四捨五入したら良いのでしょうか。
この会計ソフトのように
小数点以下第3位を四捨五入が妥当なのでしょうか。
税理士の回答

長谷川文男
会計ソフトに入力して、売上や経費の分析をしたいのでしょうか?
もしそうなら、こうでなければならないというような決まりはありません。あまり、大雑把な入力では、分析の精度が悪くなると思いますが、それを使って経営分析や今後の経営に役立てる目的かと思いますので、正確性は重視してもしょうがないと思います。
会計ソフトにはその機能が無いと思いますが、給与計算なら、そもそも、端数処理をする必要はなく、そのまま使うべきです。
40時間8分なら、そのまま、40時間8分と。
時給1,000円のパートなら
1,000×40時間8分で計算します。
何も十進法に変換する必要はありません。
それが出来ないのなら、円単位で誤差が生じないところまで計算すべきです。
なお、エクセルで計算するなら、勝手に内部では有効数字15桁で計算してくれます。セルは時間表示にしておくだけです。
分析ではなく単に給与計算だけなのですが
初めてなのでよくわかっておりません。
すみません。
そうしますと時給1000円で40時間8分働いた場合
40133円と40134円
どちらでも問題ないということでしょうか。

長谷川文男
円未満の処理については、法律があります。
ご質問の例では、原則として40,133円です。
従業員と特約を結べば、40,134円も可能です。
どちらでもいいって、感じです。
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通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律
第3条(債務の支払金の端数計算)
(1項)
債務の弁済を現金の支払により行う場合において、その支払うべき金額(数個の債務の弁済を同時に現金の支払により行う場合においては、その支払うべき金額の合計額)に50銭未満の端数があるとき、又はその支払うべき金額の全額が50銭未満であるときは、その端数金額又は支払うべき金額の全額を切り捨てて計算するものとし、その支払うべき金額に50銭以上1円未満の端数があるとき、又はその支払うべき金額の全額が50銭以上1円未満であるときは、その端数金額又は支払うべき金額の全額を1円として計算するものとする。ただし、特約がある場合には、この限りでない。
お忙しいところありがとうございました!
理解できました!
本投稿は、2021年01月06日 01時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。