個人事業開始時における取得済み建物の仕訳等について
個人事業主です。
事業開始にあたり中古の店舗兼住宅を購入しました。
期首(事業開始時)における建物の未償却残高をA、当年度における減価償却費をB、事業占有割合をCとした場合、下記の仕訳のとおりで間違いないかご教示ください。
(期首)
建物 A /元入金 A
(期末)
減価償却費 B/建物 B
事業主貸 B×(1-C)/減価償却費B×(1-C)
以上、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

事業開始にあたり中古の店舗兼住宅を購入しました。
期首(事業開始時)における建物の未償却残高をA、当年度における減価償却費をB、事業占有割合をCとした場合、下記の仕訳のとおりで間違いないかご教示ください。
いいえ、購入した時に
建物***現金***
とします。
未償却残高はありません。
ご回答ありがとうございます。
当初の質問の情報が漏れておりました。
事業開始に向け、中古の店舗兼住宅を2021年に取得し、居住しながら、2022年に開業となりました。
減価償却の考え方については近隣の税務署において、非業務用資産を業務の用に供した場合(https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/shotoku/04/17.htm)のとおり処理するように指導をいただいていたところです。
業務開始の時の未償却残額Aの仕訳について、建物A/元入金Aとして問題ないか、今回相談させていただいた次第です。
上記のとおりで問題なければ、青色決算申告書の貸借対照表の期首の欄に建物A、元入金A(現金、預金等の元入金を別途加算)と記載できるものと考えております。
情報不足大変申し訳ございませんでした。改めてご見解いただけると幸いです。

業務開始の時の未償却残額Aの仕訳について、建物A/元入金Aとして問題ないか、今回相談させていただいた次第です。
上記のとおりで問題なければ、青色決算申告書の貸借対照表の期首の欄に建物A、元入金A(現金、預金等の元入金を別途加算)と記載できるものと考えております。
期首には、元入れ金は入力しません。
ので、
期首の仕訳は
未償却残高の
建物***事業主借***
でいれ
期末は、
減価償却費***建物***
で、結果、
翌年には、
事業主貸と事業主借と利益の差額で、元入れ金になってきます。
そのように仕訳をお願いします。
ご回答ありがとうございます。
期首には元入れ金は入力しないとのことですが、これは建物に限った場合なのでしょうか?
他サイト等も参考にしておりますと、現金、預金、開業費などは開業日に元入金として仕訳する情報も多くあるため混乱してまいりました。
また、青色申告決算書(税務署から配布されている様式)では期首の事業主借の欄には斜線がはいっておりますがどのように理解すればよろしいでしょうか?
度々の確認となってしまい申し訳ございませんが、ご見解いただけますと幸いです。

期首には元入れ金は入力しないとのことですが、これは建物に限った場合なのでしょうか?
いいえ、すべての科目についてです。
現金預金***事業主借***
他サイト等も参考にしておりますと、現金、預金、開業費などは開業日に元入金として仕訳する情報も多くあるため混乱してまいりました。
したければ、しても良いです。
でも、次にどの科目をとの疑問が出ます。
しないに越したことはない。
次年度から繰り越すと自動で元入れ金の数字が出てきます。
また、青色申告決算書(税務署から配布されている様式)では期首の事業主借の欄には斜線がはいっておりますがどのように理解すればよろしいでしょうか?
期首は前期からの繰越の数字です。
事業主貸や事業主借の数字は、全て元入れ金に集計されるので、数字はないです。だから、間違わないようにそうしています。簿記の基本です。
度々のご回答ありがとうございます。
全て事業主借として仕訳をするとのことで理解しました。
その場合、青色決算申告書の貸借対照表は、事業開始時の期首が全てゼロとなるかと思いますが、認識があっていますでしょうか?
回答頂く度に質問をしてしまい申し訳ありませんが、ご教示頂けますと幸いです。

その場合、青色決算申告書の貸借対照表は、事業開始時の期首が全てゼロとなるかと思いますが、認識があっていますでしょうか?
そうなんです。今年から開業なので、
前年度からのは、なにもないので良いです。
その理解であっています。
長々とお付きあい頂き大変ありがとうございました。
すっと理解できました。
本投稿は、2023年02月08日 14時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。