新規事業における運転資金と、所要運転資金について
何卒ご教示のほどよろしくお願いいたします。
以下の2点につきまして何卒ご教示ください。
Q1:当方が新規事業のプロジェクト担当者になることになりました。
そこで上司から「5ヵ年の予測損益計算書と必要運転資金表を作れ」とのオーダーがありました。こういう時の運転資金とは、
①損益計算書の「原価+販管費」
②所要運転資金「売掛金+受取手形+棚卸資産-買掛金-支払手形」
この①と②のどちらを運転資金と定義すべきでしょうか?
個人的には①を採用した方が本当に必要な資金が分かり、②だと人件費などのその他コストが加味されていない分机上の計算ではないのか?との疑問があります。事業計画上の運転資金とは①と②のどちらで考えるべきでしょうか?
Q2:先ほどの質問でも書きましたが「所要運転資金(経常運転資金)」とは実務上なんのために活用されている考え方なのでしょうか?先ほどの質問に書きました通り「売掛金+受取手形+棚卸資産-買掛金-支払手形」この式だと考慮されていないコストが多いので、実態の資金繰りには使えないかと思います。
では何のために活用されているのでしょうか?
売掛金と在庫。買掛金と支払手形。という計算式なので売上総利益を作るのに必要なキャッシュインとアウトを貸借対照表上から何となく計算できる式。という感じでしょうか?
もしわかりやすくご解説頂ける先生方いらっしゃいましたら、何卒よろしくお願いいたします。
税理士の回答

Q1:(売掛金+受取手形+棚卸資産)の増加額-(買掛金+支払手形)の増加額+販管費、Q2:銀行借り入れや資本金額検討のためでしょう。
本投稿は、2023年05月14日 15時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。