日本から開発依頼した海外製の製品の輸入取引について
自社で企画した電化製品を中国で製造してもらっています。
会計処理について教えてください。
中国からは製品として購入し、FOBで輸入しています。
①中国への製品代を製造原価の外注加工費で計上していますが、仕入ではないのでしょうか?
(過去からずっと、原価項目を使用している会社でした)
②日本から日本製の部品を中国へ輸出し(中国へは無償支給です)、それを組み込んだ製品を輸入します。
この輸出した部品はと運送代は、会計上、どのように処理すべきですか?
(過去からずっと部品を仕入で計上しているのですが、材料費ではないのでしょうか?)
税理士の回答

土師弘之
①について
材料を無償支給しているのであれば、かかるコストは加工費相当額のみですので、「外注加工費」となります。
②について
無償支給(輸出)した部品は、他社から仕入れていますが、製造原価を構成することになりますので、「材料費」が妥当だと思われます。
また、運送代は「製造経費」のうちの「荷造運賃」等になろうかと思われます。
ありがとうございます。
①につきまして、ほとんどの製品が材料は現地調達です。かかるコストは購入する製品代と、日本への海上運賃です。
たまに②のように部材をおくることがあるのみで、ほとんどは出来上がった製品を購入しています。
その場合でも、製品を購入しているとはいえ、開発を依頼しているから外注加工費となりますでしょうか?

土師弘之
開発を依頼していても出来上がった製品を購入しているのであれば、「仕入」になります。
②のように加工賃のみであれば、「外注加工費」となりますが。
そうですよね、ありがとうございました。
本投稿は、2023年05月31日 14時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。