パソコンの経費について

・長期保証について
こちらにつきましては、パソコンとは別に仕訳が必要になります。
保証期間が例えば５年でしたら、前払費用として資産計上し、毎年償却していきます。

・ソフトについて
オペレーティングシステムや、本体と一体化しており分離不可能なものはパソコンの取得価額と合わせて10万円の判定を行います。

・周辺機器について
上記ソフトと同じような考え方になりますが、パソコンと同時購入した場合は、モニターなど本体動作に必須なものはパソコンの取得価額に含みます。


例として、次のものを一括購入した場合の勘定科目は以下ようになるかと思います。

パソコン本体：70,000円→パソコンの取得価額
オペレーティングシステム：10,000円→本体動作に必須のため、パソコンの取得価額に含める
５年保証：50,000円→前払費用
モニター：15,000円→本体動作に必須のため、パソコンの取得価額に含める
USBメモリ：1,000円→本体動作に必須ではない→消耗品費

ここで、パソコンの取得価額に含めるものとしては、本体・OS・モニターの合計95,000円になります。
合計が10万円以下になりますので、消耗品費として一括費用処理可能です。

つまりは周辺機器は同時購入ではなく個別に購入した場合それぞれ10万以下だったら一つ一つ一括で経費にできるってことですかね？
前税理士さんに聞いたらそれでいいって聞いたんですけど…あってます？

つまりは周辺機器は同時購入ではなく個別に購入した場合それぞれ10万以下だったら一つ一つ一括で経費にできるってことですかね？

ご認識のとおりです。

上記一括購入の例があまり良くなかったため、一部修正して改めて記載いたします。

パソコン本体：120,000円→パソコンの取得価額
オペレーティングシステム：10,000円→本体動作に必須のため、パソコンの取得価額に含める
モニター：15,000円→本体動作に必須のため、パソコンの取得価額に含める

本体・OS・モニター合計で145,000円になるため、資産計上が必要になります。

上記ではモニターを本体と同時購入していましたが、モニター（15,000円）を個別に購入した場合は一括費用処理可能です。