長期保有目的の投資有価証券(ETF)期末時仕訳について
長期保有目的のETFを800万円で購入し、期末時価格は850万円でした。
【購入時の仕訳】
投資有価証券 800万円 / 預け金(法人証券口座)800万円
50万円の含み益は損益計上せず、期末時に時価評価の見直しのみ行ったつもりです。
【期末時の仕訳】
投資有価証券 50万円 / その他有価証券評価差額金 50万円
【翌期首時の仕訳】
その他有価証券評価差額金50万円 / 投資有価証券50万円
会計ソフト(マネーフォワードクラウド)の残高試算表で借方と貸方の合計が一致せず、投資有価証券の仕訳に問題があると思われます。
残高試算表の投資その他の資産合計は、
借方金額800万円/貸方金額50万円となっております。
投資その他の資産内訳は、
投資有価証券 借方金額800万円/貸方金額 0円
その他投資有価証券評価差額金 借方金額0円/貸方金額 50万円
と表示されます。
投資有価証券の貸方での仕訳処理が抜けているのでしょうか?
仕訳間違いや仕訳漏れを御指摘頂きたく宜しくお願い致します。
税理士の回答

亀谷由太
会計ソフト(マネーフォワードクラウド)の残高試算表で借方と貸方の合計が一致せず
→期末時価評価した後のタイミングでのお話でしょうか?もしくは期首振替処理をした後のお話でしょうか?
ちなみにその他有価証券評価差額金は純資産項目なので、投資その他の資産の区分に出てくるのは違和感はあります。
何卒宜しくお願い致します。
御回答ありがとうございます。
「その他有価証券評価差額金」は決算科目「評価・換算差額等」に分類されるはずでしたが、「投資その他の資産」に分類されていました。
科目の右側にゴミ箱のマークが表示されており誤って登録してしまったのに気が付き削除しました。
御指摘下さりありがとうございました。
含み益50万円の貸方勘定科目を「評価換算差額等」の「その他有価証券評価差額金」で登録し直したところ、資産の部【固定資産】から純資産の部【評価・換算差額等】その他有価証券評価差額金と表示されるようになりました。
残高試算表の金額は期末時評価後です。
残高試算表を再確認したところ、投資有価証券ではなく繰越利益剰余金の仕訳に問題がありそうでしたので推移表で調べてみます。
最後に、投資有価証券の仕訳に関しては質問内容のままで問題がないか教えて頂けましたら幸いです。

亀谷由太
ご理解の通り、期末時価評価の貸方は、純資産の部【評価・換算差額等】その他有価証券評価差額金での処理が適切な処理となります。
そうなると購入時の(貸方)預け金がうまく反映できていないかもしれないです。預け金での処理が難しければ、その部分を現預金勘定で処理しても差し支えないかと考えられます。

亀谷由太
なお上記の回答内容で、疑問解決済みでしたら、ベストアンサーに区分いただけますと幸いです。
お手数をお掛けして大変申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。
丁寧な御回答を有難うございました。

亀谷由太
お忙しいところ、ベストアンサーに選んでいただき誠にありがとうございました。
今後とも何卒宜しくお願い致します。
本投稿は、2024年04月23日 15時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。