交通費の計上、仕訳について
適格請求書発行事業者の個人事業主です。
日によって仕事現場が変わるので、移動経路、交通費が変動します。
業務に関わる移動のため、交通費を経費計上していますが、毎日違う現場のため毎日毎日仕訳することに負担を感じています。
①乗り換えが多いのですが、使う鉄道会社ごとに事細かに交通費を計上しなければいけないのでしょうか
例 JR東日本→東京メトロ→京王線に乗り換えた場合
(借方) /(貸方) ( 適用欄 )
交通費 100/現金 370 JR東日本 ●駅→×駅 ※公共交通機関特例
交通費 120/ 東京メトロ ×駅→◇駅 ※公共交通機関特例
交通費 150/ 京王電鉄 ◇駅→△駅 ※公共交通機関特例
②インボイス制度が始まるまでは免税事業者だったため、月次の交通費をエクセルにまとめておき、月次で計上していました。インボイス制度が始まってからは、どこにいくらの税金を払ったかを明確にする必要があり、やはりまとめて計上してはいけないのでしょうか。
日々の作業も非常に負担が重くなり苦痛でたまりません。仕訳や日々の処理を少しでも軽減する方法がありましたらご教授いただけますとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
そこまで細かくする必要はありません。
370円の切符を購入したのであれば370円を1つの仕訳で大丈夫です。
公共交通機関特例 電車代
このような記載で大丈夫です。
南彰悟様
ご回答をいただきありがとうございます。少しほっとしました涙
suicaで移動している場合でもまとめて計上で大丈夫でしょうか?
某税理士事務所様のHPで公共交通機関特例について
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この特例の適用を受ける場合、以下の事項を帳簿に記載します。
課税仕入れの相手方の氏名又は名称 … 鉄道会社の名称や駅名など
取引年月日 … 乗車日や利用日など
取引内容 … 利用路線や経路、特別料金など
対価の額 … 乗車運賃・特別料金
課税仕入れの相手方の住所又は所在地 … 記載不要
特例の対象となる旨 …「公共交通機関特例」など
一見ややこしそうですが以下のような簡単な記載で問題ありません。
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と記載があり、
<課税仕入れの相手方の氏名又は名称>の部分で、摘要欄に<JR>や<阪急>などと記載がありましたため、鉄道会社ごとに分けて記載が必要なのかと思っておりましたが、
<JR東京駅→東京メトロ 飯田橋>などの記載でも問題ないでしょうか。
インボイスの通達で、
3万円未満のものは記載が省略されます。
「3万円未満の鉄道料金」このような記載で問題ありません。
南彰悟様
専門の先生にお伺いできて安心しました。
仕訳の手間も思っていたよりも楽になりそうでほっとしています。
わかりやすいご回答をいただき心より感謝申し上げます。
本投稿は、2024年08月27日 12時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。