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ハンドメイドの材料費と製品の仕分けについて

今年からハンドメイドで商品を作って販売しています。
調べてもよくわからなく、
仕分けで躓いてしまったのでご教授願います。

材料費を仕入れで入力しているのですが、
商品を作った時は作ったタイミングごと
◉製品/材料費
で仕分けしなければなりませんか?

数が多いのと、材料がしっかりと使った個数で引ける物ではなく全体の何%位使ったかなと曖昧な物なので月毎や年度末に
◉製品/材料費でまとめて入力は可能ですか?

また売上は個々の売り上がるタイミングで計上してますが、売上/売掛金としかあげておらず
商品を相殺するタイミングがわかりません。
売り上げが上がるたびに上記売上/売掛金の仕分けと共に製品の在庫を減らす仕分けをした方が良いのでしょうか?

定期的プレゼントしているのでその際には
広告宣伝費/製品であげています。
製品としての計上がよくわからずやっていないので11月の現在ひたすらに製品の項目がマイナスとなっております。

たくさんになってしまい申し訳ございませんが、
ご回答よろしくお願い致します。

税理士の回答

材料費・労務費(外注加工など)・経費などを、まずは原価(費用)として考えてください。
「その年に、製品を50個作りました、でも年末に3個残っています。」という場合について例示します。
売れた47個は考えずに、3個の在庫の評価をします。材料何円、労務費何円、経費何円の合計です。これが、製品の在庫(棚卸製品)として費用から減算されます。(つまり利益が増えます。)
次に、残っている材料などを考えます。購入した資材や納品済みの外注加工費などをやはり費用から減算します。これが材料の在庫(棚卸材料)となります。
これらを差し引くことによって、売上に対応する原価が算出されます。
プレゼントしている場合も、販売原価か広告宣伝費かという科目の違いがありますが、利益は同じに計算されます。販売利益(売上ー原価)を正しく算定したいのであれば、プレゼントした物の製作コストを原価から広告宣伝費に振り替えればいいと思います。

早速のお返事ありがとうございます。
では製品を作るごと、売上ごと計上するのではなく年度末に諸経費から仕分けを行うと言うことですね。
具体例をあげていただきましたが、上記のような場合どのような項目を使って仕分けの書き方になりますでしょうか?
せっかく教えて頂いたのに理解が追いついておらず申し訳ございません。

完成品について
借方:製品(又は商品)/貸方:仕入
材料等について
借方:材料/貸方:仕入
※いずれも原価の減算(貸方)と資産の増加(借方)になります。
※翌期は期末に次のような逆仕訳を行ってください。
借方:仕入/貸方:製品(商品)
期末の在庫を翌年にバトンタッチする感じです。

ありがとうございます。
広告宣伝費としてプレゼント毎に
貸方に上がっている製品の相殺処理は特に何もしな方良いのでしょうか?
現在マイナス表示になっております。

棚卸しをして、
年度末に残っている製品、材料を仕分けすると言うことですね。
貸方は仕入れ、かしこまりました。

すごく丁寧に教えていただきありがとうございます。

広告宣伝費の振り替えは、原価計算が必要であればやったが良いですね。
借方:広告宣伝費○○円/貸方:仕入○○円です。
でも、やらなくても所得金額や税額は変わりません。
「製品の相殺処理」とお考えですが、もともと製品に振り替えていないものを減算したので、マイナスになってしまったと思われます。
貸方を製品ではなく仕入にするとよろしいかと思います。

なるほど、、、スッキリ理解できました。
細かくご丁寧にご回答頂き誠にありがとうございました。

本投稿は、2024年11月02日 22時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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