接待交際費 経費性について
私はバックオフィス業務の代行や運用改善支援を行うフリーランスとして活動しており、
今後の顧客開拓を強化したいと考えています。
このたび、以下の内容で会食を予定しており、
経費として認められる可能性が高いかどうかについて、ご教示いただけますと幸いです。
【会食の趣旨】
・参加者は、以前勤めていた地元企業のA支店の支店長(私の現在の居住地域とは異なる)
・当時の関係性は職場(B支店)の先輩後輩(私が後輩)
・その企業の顧客は個人が多いが、法人との取引もある
・先輩を通じて、バックオフィス支援が必要な企業を紹介してもらうことを目的とした会食(将来的に発生する可能性も含む)
・先輩は地元のネットワークが広く、上記企業の顧客以外の紹介も期待ができる
・私の業務はオンライン対応可能で、地域を問わずクライアント獲得が可能
【確認したい点】
・このような間接的な見込み客アプローチのための会食は、経費として認められる可能性があるか?
・その判断の根拠(税務上の基準や実務上の取り扱いなど)があれば、ご教示いただけますか?
※前提として、現在取引のない見込み客との仕事の話をするための会食は、経費になり得ると認識しています。
お手数をおかけしますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
税理士の回答

増井誠剛
結論から言うと、経費として認められる可能性は高いですが、税務調査時に業務関連性を明確に説明できるよう準備が必要です。
① 経費としての判断基準
税務上、会議費または接待交際費として計上できるかがポイントです。今回の会食は、将来的な顧客紹介を目的とした営業活動の一環であり、事業関連性が認められれば経費として計上可能です。
② 実務上のポイント
領収書の保管(店名、金額、日付が記載されたもの)
会食の目的をメモ(「〇〇支店長との会食。バックオフィス支援の紹介依頼のため」など)
参加者の氏名・職業の記録(後に確認できる形にしておく)
③ 注意点
取引のない相手との会食は経費になりやすいですが、私的な飲食と見なされると否認される可能性があるため、業務目的が明確な証拠を残しましょう。
ポイントや注意点もご教示いただきありがとうございます。
大変参考になります。
本投稿は、2025年02月14日 19時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。