簡易課税における立替処理について
いつもお世話になっております。
立替処理のことで相談がございます。
弊社では取引相手との業務で生じる立替購入分だけでなく、
相手先へ出向くための交通費や宿泊費も実費分を後でお支払いしていただく形になっています。
そのため経理では、生じたままの金額を「立替」として計上してきました。
しかし、今年から弊社は消費税の簡易課税を選択している関係で、
この「立替」処理もこれまでと違う処理をしなければならないと知合いに聞きました。
以下の件に関してご教授をお願いしたいと思います。
①交通費の請求は、「交通機関に払った金額÷1.08」の金額を請求することになるのでしょうか?
また、差額分はどのように経費処理すればいいのでしょうか?
②宿泊費は、外税分を抜いた金額で請求することになるのでしょうか?
①同様、差額分はどのように経費処理すればいいのでしょうか?
③①、②の経理処理は例えば以下のような仕訳になるのでしょうか?
(つまり、立替も「売上」処理を行う必要があるのでしょうか?)
出金時 出張交通費 5000 / クレジット 5000
請求時 売掛金 5000 / 売上 5000
入金時 普通預金 5000 / 売掛金 5000
④取引先が使用する材料等を立替で支払った分に関しては、
その金額通り「立替分」として請求すればいいのでしょうか?
税理士の回答
①立替金処理で相手側の経費ですので、全額請求されていいのではないでしょうか。売上計上、経費計上の両建てをされるのであるならば税込みで請求されるべきと思われます。
②同様にあなたの会社の経費ではないので支払金額そのままを請求するべきではないでしょうか。
宿泊費の領収証は相手先にお渡ししないのでしょうか。
③立替金を売上計上する必要はないと思われます。
出張交通費の部分も売上も計上せずに立替金で結構だと思います。
④おっしゃる通りです。売上先に請求するべきものと思われます。
よろしくお願い致します。
早速ご返答いただき大変たすかります。ありがとうございます。
つまりは、立替交通費、立替宿泊費、立替材料費などの立替分は「立替金」として処理し、消費税分は一切考えなくても構わないという理解でよろしいでしょうか?
簡易課税は「売上」にかかってくるため、立替金処理をするのか売上処理をするのかで大きく変わってくるものと思っております。そのため仕訳に慎重になっておりますので、何度も同じような質問をしてしまいますが、どうぞ教えてください。よろしくお願いします。
本投稿は、2018年04月07日 14時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。