食材を廃棄したときってなにか会計処理は必要ですか?
居酒屋を経営しています。
食材のロスがでたときってなにか処理が必要なんでしょうか?
通常予想できる範囲のロスにはなんの処理もしていないのですが、、、。
例えば、①20人の予約をドタキャンされて食材を廃棄したとき②20人の予約をドタキャンされてその食材を別のお客に安価で提供したとき の2つのケースで知りたいです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
こんにちは
在庫や貯蔵品といった棚卸資産に計上されていないと思いますので、⓵⓶共に特に処理は必要ないと思います。
例えば仕入100をして場合で
⓵は売上高0-仕入高100=△100(損失)
⓶は本来140で提供する食材を70で提供したと仮定すれば、売上高70-仕入高100=△30(損失)
という具合に損失として計上されるからです。
ご参考になれば幸いです。

こんにちは。
食材を仕入れたときは、
①仕入xxx/買掛金xxx
など、仕入として経費に計上していると思います。
使い残りの食材が保存が利くもので、決算をまたぎ他のお客様に提供するものであれば、
②棚卸資産(商品)xxx/仕入xxx
など使った分だけ経費とすればよいのですが、廃棄するなり安価で(決算前に)他のお客様へ提供するのであれば、①の仕訳だけですべて経費となっていますので、それで終わりです。
決算時にまだ使える食材を残しているなら②の仕訳を切り、棚卸資産として貸借対照表に計上しますが、消費期限の短い食材のようなものは売り物として提供しようが、キャンセルされて廃棄しようが、①の仕訳だけで仕入れた分を経費にして終わり、ということができます。
なお、安価で提供する場合は、売上の金額が通常売価より低くなるだけなので、経費側には影響しません。
以上、ご参考になれば幸いです。
本投稿は、2018年04月17日 14時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。