仕訳について
製造業です。
A部門からB部門に対し、外注依頼がありました。
B部門はA部門に対し、利益をつけて請求書を作っているそうです。
A部門、B部門ともに同じ会社内の部門です。
実際に金銭のやり取りは行われていません。
完成工事基準で仕訳をすると、
A部門 未成工事/工事未払金
B部門 仕訳なし
完工日
A部門 外注費/未成工事
B部門 完成工事未収入金/工事売上高
工事未払金/完成工事未収入金
になるのかな?
と思ったんですけど、実際に金銭のやり取りがないのに未収、未払を立てるのは変だし、内部利益の消去も行なっていないため、わからなくなっています。
教えてください。お願いいたします。
税理士の回答

増井誠剛
社内部門間取引において実際の金銭の授受がない場合、原則として会計上の仕訳計上は不要です。A部門・B部門が同一法人内であり、外注費に利益を上乗せした内部請求を行っていても、連結外部との取引ではないため、仕訳に未収や未払を立てるのは実態にそぐわず、また内部利益の消去も行われていない点からも、企業会計原則に反するおそれがあります。完成工事基準で処理する場合も、社内取引分はあくまで管理会計上の数値にとどめ、財務会計上では外注費としての計上を避けるのが妥当です。必要であれば、社内振替仕訳にて内部管理を行いましょう。
ご回答いただきありがとうございます!
内部取引の消去を行うとして、その場合の仕訳を教えていただけますでしょうか?
本投稿は、2025年07月30日 22時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。