今まで個人の支払いであったものを会社経費にする場合につきまして
固定電話料金、自動車保険(名義は父)、光熱費(戸建て所有者父)、通信費などの支払いをこれまで父親名義の口座から引き落としていました。今後、会社の経費として計上したいのですが、支払いがクレジットカード決済か銀行口座引き落としになっています。引き落とし口座を会社の銀行口座に変更するしか方法はないでしょうか。
または、父親の口座から引き落として、父から私の会社に請求書を発行し、会社が支払い、父から領収書をもらってそれをもって、経費に計上するということは可能でしょうか。
税理士の回答
車や建物、電話等は100%会社利用なのでしょうか?
それとも、お父様との共同利用になるのでしょうか?
前者であれば、お父様に賃借料(利用料や家賃等)の支払いの契約を締結して適正額をお支払い頂ければ宜しいと思います。
後者の場合には、会社利用分を明確に区分して金額を合理的に算出することが必要です。一部利用していることが会社の業務用ということであり、且つ、具体的金額の算定が可能であれば会社利用分に関しては会社の経費に計上しても宜しいと考えます。
この場合も内容が明らかな書類の保存が必要になりますので、ご相談者様が仰るような方法(父から会社に請求書を発行し、会社が支払い、父から領収書をもらって)でも宜しいと考えます。
いずれにしても、会社としての利用実態と金額の算定根拠を明確にしておくことが必要になりますのでご留意ください。
宜しくお願いします。
本投稿は、2015年09月18日 05時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。