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消費税修正申告による支払仕訳について(長文で申し訳ありません)

親会社に税務調査が入ったことにより、親会社との過去3年分のやり取りについて法人税は更正の請求、消費税は修正申告が必要となりました。親会社へ支払っている手数料が不課税という指摘があり、課税処理していた分の消費税追加納付とその分の経費過少について法人税更正の請求をします。法人税については多額の繰越欠損金があり、ここ数年の支払いは均等割額のみです。今回の更正の請求でも繰越欠損金が増えるだけです。
消費税修正申告により支払する必要がありますが、その仕訳について質問です。正しい仕訳をするのであれば過去の費用が過少であるため前期損益修正損などで損をあげるものかと思いましたが、ぎりぎりで利益をあげている会社なので損益にしたくないというのが本音です。税務署にも話しましたが、繰越欠損も多く将来的に法人税納付が見込まれないからか関心はあまりないようで、変なことをしなければ税理士に聞いて自由に処理してよいとの回答でした。
専任の税理士もおりまして確認したのですが、はっきりとした回答がなく、どう処理するのがいいか考えてみてくださいということでした。
一番シンプルに下記の仕訳で出来ないかと質問しました。
(借方)繰越利益剰余金/(貸方)未払金
専任税理士からの回答は適切ではないということでした。代わりに、将来に損金算入の余地を含んで「前払費用」か「繰延税金資産」を提案いただきました。
この2つについて色々調べましたが私の理解がおいつきません。
「前払」は今後の役務の提供がある場合の費用と認識しているため、過去の消費税未納についてやってもよいのか。また、「前払」で処理したとして、今後数年で経費化するルールはどうなっているのか。またその科目はなんなのか。
「繰延税金資産」は回収可能性があると判断できる場合計上できるとありました。先に書いた通り、繰越欠損が多く、損金算入できる見込みはないです。また、この科目は相手科目が「法人税等調整額」とのことですが、この法人税等は消費税を含んでいないということもネットで書いておりました。処理したとして、前払同様で仮払税金資産から支払ったのち、経費化するルールはどうなるのか。
正直なところ、税務署が言ったとおり、変な仕訳でなければなんでもいいと私も思っております。
長文になってしまい、大変申し訳ありません。ご教示いただければ幸いです。

税理士の回答

親会社に対する手数料の消費税の課税区分が課税→不課税となり、消費税の修正申告および法人税の更正の請求を行うとの事ですが、
消費税の修正申告に伴い支払う消費税を費用計上したくないのであれば、会計上は仮払金等で資産で処理しておくしかありません。これに関しては、税務署は何の指摘もしないと思います。
課税で処理していた支払手数料を不課税に修正し、法人税の更正の請求を行うということは過少計上となっていた手数料を法人税の計算上も修正するということです。よって、仮払金等で会計処理したとしても、すでに法人税の計算上も損金扱いとなっています。
同様の否認を受けて消費税の追加納付分を仮払金で処理している会社はあります。なお、税金を仮払金として計上する処理は金融機関は嫌がります。

回答いただきありがとうございます。勉強になります。
仮払金での計上ということで追加で質問させてください。
仮払金として計上した場合、貸借に残る仮払残高はどのように清算することになりますか?
利益がでた期に少しずつ切り崩していくなどの処理は問題ありませんか?
その場合の損益科目についてもご教示いただきたく、よろしくお願いいたします。

会計の観点では発生した期での一括処理が正しいということになるので、税務の観点から回答します。
利益が出た期に少しずつ処理していくという処理は問題ありません。
勘定科目は雑損失で良いのではないでしょうか。

利益が出た期で少しずつ処理していった場合、法人税の計算上は費用の否認処理(申告加算処理)を行います。よって、税務署はこの処理に関しては何の指摘をすることもありません。

本投稿は、2019年05月16日 09時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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