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会社休眠時の役員借入金、棚卸し資産、預貯金のによる処理について

宜しくお願い致します。
赤字が続いている販売業の株式会社の解散を検討してましたが、役員借入金のために通常解散を行うのが大変なため休眠会社にすることを考えてます。
役員借入金が、個人の相続財産として残る事は理解してます。
棚卸し資産は、帳簿価格を大きく下回って(原価割れ)て販売処分した場合、例えば帳簿価格100万円の商品を1万円で販売したならば、経理上で特別な処理が必要になるのでしょうか? また、税務上で問題となるのでしょうか?
預貯金および現金にについては、役員への貸付金とすることにした場合、金額に関わらず受取利息を計上が必要となるのでしょうか?
最終的にどの様な終わり方が良いのかを悩んだ上での多々まとめて質問させて頂きましたことをお許しください。

税理士の回答

棚卸資産の原価割れでの販売については、特に税務上の問題はないと考えます。

預貯金および現金は、役員借入金の返済という形で処理できるのではないでしょうか、個人の相続財産としての役員借入金も減らすことができます。

Q4-2
ご回答を誠にありがとうございました。
図々しく更にご教授をお願いたします。
”預貯金および現金は、役員借入金の返済という形で処理できるのではないでしょうか”についてですが、役員借入金は、税引き後の利益から出ないと返済できないと認識しております。
棚卸し資産を原価割れで販売処分すると売上高に対して売上原価が大きくなり、結果として売上総利益金額が”マイナス”で当期純利益金額も”マイナス”となる赤字決算となってしまうと思います。もちろん、現実に売上高が有りますので役員借入金の一部を返済するための現金、預貯金は有ることになるかと思います。
その様な状況(赤字決算)で役員借入金を返済を行うことは可能なのでしょうか?(許されるのでしょうか)

銀行やご質問者様以外の株主などのステークホルダーがおられる場合はよく相談する必要があるとは思いますが、そうでないようでしたら借入金の返済については税務上の制約は特に考える必要はありません。
会社の口座から出金し、借入金の返済として処理することは可能かと考えます。

重ねてのご教授に大変感謝致します。
弊社は、銀行や他のステークホルダーはおりませんので、休眠届けを出す前に預貯金および現金を役員借入金の返済に充てられるとするならば、非常に助かる次第です。
これで、休眠会社とするための道が出来てきます。
ほんとに、ありがとうございました。

本投稿は、2019年05月31日 14時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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