旅費交通費と貯蔵品の減り(suicaの残)が合わない場合、どう処理するのか
個人事業主です。
旅費交通費は仕事用Suicaから出しているのですが、どうしてもプライベート支出が含まれてしまいます。
例:依頼主宅から自宅に戻る間にプライベートな買い物に寄ったり友人と会ったりした場合、真っ直ぐ帰宅した交通費相当額を旅費交通費として計上する。
しかしsuicaの減りは、寄り道した分多く減る。
以前の質問でも、本日参加してきた確定申告セミナーでも、経費帳に経路と値段をきちんと記録していればそれで良い。Suicaの履歴は参考程度である。との説明を受けました。
しかし、そうすると旅費交通費と貯蔵品の残(suicaの減り)が合わなくなるので、仕訳帳の貸方と借方も合わなくなり、期末決算の合計残高試算表も合いません。
(セミナーではそれで良いと言われましたが…)
この場合は本当はどうすれば良いのでしょうか?
寄り道する際はプライベートsuicaを使用し、旅費交通費は事業主借の科目で計上しようかと思ったのですが、あまり事業主借を乱用するのは良くないとも聞きました。
微々たる値段とは言え金額が合わないのは良くないと思うので、対処法をご教授頂ければ幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。
税理士の回答

仕事用のSuicaを貯蔵品に計上する処理をされているとのことですので、貯蔵品の残高とカードの残高を合わせるためには、個人使用分を以下のように処理する必要があるものと思われます。
(借方)事業主貸 ××× (借方)貯蔵品 ×××
金額は個人使用の金額で、合わない差額分になります。
唐澤先生
いつも有難うございます。
事業主貸で処理するのですね。
合わないからと、プライベートsuicaを使用して事業主借にしていたので、お聞きして良かったです。
ちなみにその事業主貸に個人使用分の金額(合わない差額)を計上するのは、
その都度毎回行うのでしょうか?
それとも、月に一度月末に纏めて行っても良いのでしょうか?
あるいは、年に一回期末決算整理で雑損や雑益を出すときに一緒に行うのでしょうか?

どちらでも構いませんが、月に一度、月末に合わせておけば、面倒くさくなく、なおかつすっきりするものと考えます。
唐澤先生
分かりました。
そのように致します。
いつも本当に有難うございます。
本投稿は、2019年11月29日 18時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。