経費の売上原価に関する仕訳について
サービス業です。社員立替経費を売上原価計上することになり慣れない仕訳で混乱しております。仕訳をご教示いただければ幸いです。
5/8 4月分社員経費を精算
5/5 4月分社員立替経費を取引先に請求
5/31 取引先より入金
6/30 売上計上時に経費を売上原価に計上
税理士の回答

土師弘之
製造業・建設業ではないのですから、経費は、普通、「売上原価」項目ではなく、「販売費および一般管理費」項目に計上します。
しかし、説明の内容ですと、取引先が負担すべき経費を社員が一旦立替え、後で取引先に請求しているものと想定されますので、貴社が負担する経費はないことになります。
よって、処理すべき仕訳は、
5/8 社員に立替えた経費を支払う 立替金 xxx / 現金預金 xxx
5/5 立替経費を取引先に請求 未収入金 xxx / 立替金 xxx
(売上代金と一緒に請求しているのならば、「売掛金」でも可)
5/31 取引先より入金 現金預金 xxx / 未収入金 xxx
6/30 このような取引はあり得ない
となります。
ご丁寧な回答ありがとうございます。
一般的なのかそうでないのかも分からず、
大変助かりました。
原価に関して今後勉強します。
本投稿は、2020年05月28日 22時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。