家事按分するべきもの(通信費など)と未払金の関係について
個人事業主です。
家事按分するべきもの(通信費など)と未払金の関係について悩んでおります。
毎月のクレジットカード支払い時と引き落とし時については以下のように仕訳しております。
クレジットカード支払い時
通信料/未払金
クレジットカード引き落とし時
未払金/普通預金
そして年末に確定申告ソフトの機能を使用し、一括で家事按分の仕訳をするのですが
その場合、未払金の合計が合わなくってしまうのでは?と危惧しております。
(毎月の仕訳では全額未払金で処理していたのにこの時点で何パーセントかは事業主貸になるため)
どうぞよろしくおねがいいたします。
税理士の回答

回答します
家事按分は、経費に計上したものを一部、経費から除外して事業主勘定に振り替えるものですから、未払金の残高が合わなくなることはありません。
なお会計上、家賃などの「経費」勘定は損益計算書に記載されます。
(青色決算書の一枚目)
未払金や事業主勘定は、貸借対照表に記載されます。
仕訳で説明します。
【当初仕訳】 通信費 100 / 未払金 100
⇓ 30%家事按分
※未払金の支払っていないとの前提
【決算仕訳】 事業主貸 30 / 通信費 30
決算仕訳により、経費30を事業主勘定に振り替えても、未払金の訂正はありません。
ご回答ありがとうございます。
わかりやすく丁寧にお教えいただき、悩んでいたことが解決いたしました。
感謝いたします。ありがとうございました。

ベストアンサーをありがとうございます。
またご不明点などがありましたら「みんなの税務相談」にご質問ください。
本投稿は、2020年09月02日 11時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。