個人事業主の仕訳について(事業主借・事業主貸のみを使う)
個人事業主(士業)で今年初めて確定申告を行う者です。
3つ質問があります。
①当方、事業用の口座やクレジットカードを作成しておらず、事業に関係する経費及び報酬がプライベートの口座・クレジットカードで入出金なされている状況です。このような場合、報酬は「事業主貸/売上」で、経費は「家賃地代etc/事業主借」と仕訳をしてもよいのでしょうか?(現金、普通預金などは常に0)
②また、源泉所得税は、下記のような仕訳でよいのでしょうか?
例:売上30万円、源泉所得税3万円、手取27万円の場合
事業主貸 27万円 / 売上 30万円
事業貸主(源泉所得税) 3万円
③自宅(洗面所・トイレなどを除く)の約3分の1の面積を事業用スペースとしており、家賃地代としては、家賃の3分の1を家事按分して経費計上しようと考えています。この場合、ガス・電気・水道代も3分の1を家事按分して経費計上するのは合理的でしょうか?
以上、お手数ですが、ご教授いただけると幸いです。
税理士の回答

①事業用の口座やクレジットカードがない場合は、報酬は「事業主貸/売上」で、経費は「家賃地代etc/事業主借」と仕訳されます。
②源泉税がある場合は、記載された仕訳の通りになります。
③家賃については、面積按分が適正になります。光熱費については、実際の使用割合での按分になります。
追加質問
電気代の按分に関してですが、現在、在宅勤務で、平日9〜21時は仕事で使用しているといえるのですが、この場合、何%計上できるのでしょうか?
個人的には、平日は12時間/24時間使用しており、かつ、プライベートの12時間の半分は睡眠中でほとんど電気を使用していないことも加味して、50%位は経費計上できるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

50%は経費計上できると考えます。
親切かつ迅速な返信、ありがとうございました。
本投稿は、2021年01月08日 22時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。