複数の口座で、事業やプライベートのお金の出入りがある場合
2020年6月に開業届を出しています。
口座が3つあり、事業用にひとつ用意していて始動するつもりでした。
しかし、ほかの私用口座に給与(8月まであり)や売上の入金があったり、事業用口座から私用のクレジットカード支払いの引き落としなどがあったりと結局ごちゃごちゃしてしまいました。そのため、貸借対照表の数字が合わず、どうしたらいいか悩んでいます。
そう言った場合の仕訳は、口座3つの仕訳を事細かに入力していくしかないのでしょうか?
わかりづらい質問かと思いますが、助言いただければ幸いです。
税理士の回答

取引を整理すれば事業用口座の記帳のみで切り抜けることは可能だと思います。
①私用口座への給与の入金
仕訳は必要ありません。給与収入は売上ではないからです。
②私用口座への売上の入金
発生主義で売上を
(借方)売掛金 ××× (貸方)売上高 ×××
と記帳したうえで、入金については
(借方)事業主貸 ××× (貸方)売掛金 ×××
と処理すれば大丈夫です。
③事業用口座から私用のクレジットカードの引き落とし
(借方)事業主貸 ××× (貸方)普通預金 ×××
と処理すればよいです。
まずは事業用口座の通帳残高と帳簿残高を合わせていくことが大切です。
唐澤様
さっそくお答えいただき、誠にありがとうございます。
まずは、事業用口座残高と帳簿残高からですね。
取引を改めて整理したいと思います。
本投稿は、2021年02月13日 17時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。