決算整理について
決算整理についてご相談です。
クラウド会計を使っております。
2020年1月1日-開始仕訳
(借)商品200,000
上記が自動的に登録されます。
この場合、決算整理で棚卸の仕訳は下記で合ってますか?
2020年12月31日
期首商品棚卸高200,000/商品200,000
商品150,000/期末商品棚卸高150,000
ご回答よろしくお願いします。
税理士の回答

ご相談にご回答致します。
2020年の期末決算整理仕訳としては、ご相談者のご記載の通りとなります。
宜しくお願い致します。
さっそくのご回答ありがとうございます。
いまいち下記の仕訳の意味?解釈が出来ておりません。
よければ、解説をしていただけると助かります。
1/1
(借)商品200,000
12/31
期首商品棚卸高200,000/商品200,000
商品150,000/期末商品棚卸高150,000

ご相談にご回答致します。
1/1の(借)商品200,000は前期末の商品在庫金額を貸借対照表の資産に計上されていることを示しているものです。
12/31の仕訳上段「期首商品棚卸高200,000/商品200,000」は期首の商品在庫金額を売上原価に加算する仕訳です。
下段の仕訳「商品150,000/期末商品棚卸高150,000」は当期末の商品在庫金額を売上原価から控除するとともに、貸借対照表の資産に計上する仕訳です。
期首商品棚卸高、期末商品棚卸高は売上原価の内訳項目となっています。通常期中では「仕入○○円/買掛金○○円」等で仕訳していますので、期末に商品在庫についてご記載の決算整理仕訳を行わないと、期中に計上した「仕入」勘定金額が売上原価となってしまいます。売上原価は、当期に売った金額に対する仕入金額としないといけないため、在庫に関する期末整理仕訳を行わいと、売上高と売上原価が整合しなくなってしまいます。
以上をまとめますと、期末の在庫に関する決算整理仕訳は、売上原価を当期に販売した仕入額に調整するとともに、期末在庫金額を資産に計上する仕訳となります。
宜しくお願い致します。
大変分かりやすくご説明いただきありがとうございました!
別件のご相談もありますので、お時間ありましたら、そちらも見ていただけますと助かります。

お礼のお言葉を頂き、ありがとうございます。
宜しくお願い致します。
本投稿は、2021年02月24日 11時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。