再委託などの仕訳について
個人で研修講師や営業代行や業務委託を請けています。
ある会社から半年ほど継続する、月20回程の講師案件を依頼されました。
自身が忙しい為、個人事業主へ依頼を再委託しました。
現状ですが、
クライアントから私には1日25000円、私から外注先へは21000円で発注。
クライアントからは源泉所得税が引かれ・立替交通費(外注先分)と一緒に入金がされています。
その際の仕訳方法に悩んでいます。
・毎日の仕訳が必要なのか?
・出来れば月末に纏めて仕訳を行いた。その際の仕訳内容は?
上記の点などについてご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

月末締めで請求書を発行し、かつ、もらっているのであれば、当該請求書に合わせて、月末にまとめて処理をすることは何ら問題ないものと思われます。
その際適当と考えられる仕訳は以下のとおりです。
①売上の仕訳
(借方)売掛金 ××× (貸方)売上高 ×××
(借方)源泉税 ×××
交通費は売上に含めて問題ありません。
②外注費の仕訳
(借方)外注費 ××× (貸方)未払金 ×××
ご回答ありがとうございます。
記載不足でしたが、交通費には源泉徴収をしていません。
※クライアント宛て領収書発行を外注先に求めています。
例)クライアント先への請求書
売上 100,000円
源泉所得税 -10,210円
交通費・他経費 3,500円
合計 93,290円
外注先へは
例)外注先からの請求書
売上 80,000円
源泉所得税 8,168円
交通費・他経費 3,500円
合計 75,332円
回収時の売掛金と未払金の仕訳もお教えいただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

上記金額をもとに、交通費を別途処理するとすれば、以下のようになります。
①売上の仕訳
(借方)売掛金 93,290 (貸方)売上高 100,000
(借方)源泉税 10,210 (貸方)立替金 3,500
②売上入金時
(借方)普通預金 93,290 (貸方)売掛金 93,290
③外注費の計上
(借方)外注費 80,000(貸方)未払金 75,332
(借方)立替金 3,500 (貸方)預り金 8,168
④支払時
(借方)未払金 75,332 (貸方)普通預金 75,332
ご回答ありがとうございます。
度々の質問で申し訳ございませんが、
期末と期首の時に気を付ける点などはございませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。

確定申告において重要なのは、相談者の源泉税の処理となりますので、期末に源泉税をきちんと合わせたうえで、期首には以下のように源泉税を取り崩して、ゼロにする必要があります。来期の源泉税は来期分のみ集計する必要があるからです。
(借方)事業主貸 ××× (貸方)源泉税 ×××
丁寧なご返答ありがとうございます。
仕訳処理を行っていますが問題がまた発覚いたしました。
様々なパータンが発生し、混乱しています。
例)クライアント先への請求書
売上 100,000円
源泉所得税 10,210円
交通費・他経費 3,500円(内1,000円は私の交通費)
※この場合でも(貸方)立替金 3,500でよろしいでしょうか。
2,500円は後の仕訳で相殺されますが残りの1000円は売上入金時に仕訳は必要でしょうか。
合計 93,290円
例)外注先からの請求書
売上 80,000円
源泉所得税 8,168円
交通費・他経費 2,500円
合計 74,332円
何卒宜しくお願い致します。

相談者の交通費を旅費交通費で処理しているのであれば、売上の仕訳は以下のとおりで問題ないものと考えます。
(借方)売掛金 93,290 (貸方)売上高 100,000
(借方)源泉税 10,210 (貸方)立替金 2,500
(貸方)旅費交通費 1,000
ここで先方負担分の交通費が、旅費交通費勘定にて相殺されることになります。
売上入金時には、上記の仕訳をすれば、特に処理する必要はありません。
丁寧なご回答ありがとうございました!
本投稿は、2021年03月16日 01時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。