不動産投資における購入前の経費をマイナス所得として給与所得と損益通算できるか
お忙しいところご確認ありがとうございます。
不動産投資を検討しておりさまざまな物件を内見するため全国を回りましたが、
これというものが見つからず未だ購入に至っておりません。
すでに移動費や宿泊費で200万円ほどの経費を使っているのですが、
不動産購入前にこれらの経費を計上し、
給与所得と損益通算することは税制上可能でしょうか。
不動産そのものはいい物件に巡り会えたら購入予定ですが、
現時点で年内の購入の見込みはないため
今年度の不動産所得の収入はゼロで
支出(経費)は300万円ほどに膨れると想定しております。
ご回答いただき、可能であれば税務相談に乗っていいただけると幸いです。
税理士の回答
個人的見解となります。
税務の世界は費用収益対応が原則で、収入0で経費ばかりの赤字申告では税務署は認めないでしょう。
ご記載のようなことが認められれば、不動産賃貸を開始しようとしてましたと理由付けすれば何でも経費にできてしまいます。
既に賃貸用不動産を持っていて空家で募集をしているがなかなか入居者が決まらない、という場合は維持管理費用は経費にできますが、これとは事情が違います。
お気持ちは分からないでもありませんが、まず否認されると思います。
本投稿は、2021年09月08日 11時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。