売上と事業主貸の相殺仕訳
設備業の個人事業主です。家の家賃を事業主貸で毎月処理しています。今回大家さんの方から仕事依頼を頂きまして売り上げが発生しました。そこで、いつもの家賃から売上分を相殺という形になりました。
例えば10万の家賃で売り上げが5万だった場合どのように仕訳すればいいのか教えて下さい。
宜しくお願い致します。
税理士の回答
仕訳は、(借方)事業主貸10万円/(貸方)売上高5万円、現金預金5万円になります。

回答します。
家賃の支払いは、家事用部分として「事業主貸」勘定をしていたと推察いたします。
通常 家賃を支払った時
事業主貸 10万円 /現預金 10万円 とされていた場合
今回の売上が生じたことにより
事業主貸 10万円 / 売 上 5万円
/ 現預金 5万円 となります。
もしも、家賃が事業に係るもので次の仕訳をしていた場合は
支払家賃(又は地代家賃) 10万円 / 事業主借(貸) 10万円
今回の売上時には
支払家賃 10万円 /売 上 5万円
/事業主借(貸) 5万円 となります。
参考にしてください。
事業主勘定は、翌期に元入金に組み込まれますので、「貸」又は「借」のいずれかを使用することになります。
本投稿は、2021年11月08日 15時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。