別表4記載方法(前期の売上だった場合)について
今期の決算処理中に、前期の売上が121万円混ざっていることに気付きました。当法人は、今期から消費税課税事業者であるため、121万円の内、11万円の消費税を支払わない為にも、前期の売上としたいです。(この売上に対する仕入既に前期計上済み)
この場合、今期の別表4ではどこにどのように記載すれば良いでしょうか?
別表4以外にも記載するべきものがあれば教えてください
仕訳は現時点では、
預金/売上 121万円と計上しております。
どのような仕訳に変えればいいかも、教えてください。
税理士の回答
先ず、前期の修正申告(売上121万円計上漏れ)をする必要があります。
その上で
仕訳は、預金/前期損益修正益121万円
今期の別表4は、前期損益修正益121万円(減算・留保)
今期の別表5(1)は、区分に売掛金、期首現在利益積立金額➀に121万円、当期の増減の減②に121万円
です。
ご回答ありがとうございます。
修正申告とは、今期の決算の申告書とは別で申告書が必要ということですか?
また、当法人は今期から税抜処理を行なっていますが、消費税についても記載すべきですか?
前期の売上計上漏れなので、前期の修正申告です。今期の確定申告とは別に申告しなければいけません。
当初のご質問の文面から前期は免税事業者だったのではないですか?
前期が免税事業者であれば、前期の売上計上漏れについて前期の修正申告も当期の前期損益修正益も税抜処理は不要です。
ありがとうございました。
もう一つ質問があります。
今期の法人税申告書と同時に、前期の修正申告を提出する場合、今期の法人税納付書とは別で、修正申告用の納付書が必要となり、発行してもらう必要がありますでしょうか?
法人税と地方法人税の納付書は管轄の税務署で貰えます。
都道府県民税と事業税は都道府県税事務所、市町村民税は市町村役場で貰えますが、多くの自治体はホームページ上でダウンロードできますので、所在地の自治体のホームページをご確認下さい。
本投稿は、2022年01月12日 18時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。