古物商の仕入れ値と売上の管理について
古物商を開業する予定の者です。
色々と調べましたがピンとくる内容が見つからず質問させていただきます。
仕入れ値と売上がバラバラの商品を多数取り扱うのですが、全ての商品の仕入れ値と売上を管理して、売れた時点で仕入れ値を経費として計上することが非常に難しい作業と想定しています。
全て管理する必要性を踏まえて、良い方法や考え方があればご教示願います。
出来れば、細かい作業は省きたいと考えております。既に仕入れを始めていますがレシートや買い物履歴を見返しても、どれがどの商品だったか思い出せない事が多々あります。
なお、個人事業で、小規模な雑貨屋兼菓子製造店になる予定です。
税理士の回答

丸山昌仁
回答します。
少なくとも仕入商品の単価表があった方が良いです。
損益計算の理屈として、仕入すなわち売上原価は、売上た際に損金とします。
そんな手間な計算はできないので、通常は日々、売上、仕入の都度記帳し年間の合計を算定し、年度末に棚卸しを行います。
棚卸しは重要で時間はかかりますが、年1回の作業です。その際に単価表を使用し棚卸金額を算定します。
計算上、仕入の合計から棚卸金額を差し引けば、売上に対応した原価が計算できるからです。
大変わかりやすい回答感謝します。
見た目もバラバラですが、例えば単価表で100円から3000円まで50円刻みとかでバーコードなりタグを作成して、仕入れた商品に付けてしまっておくということですかね?
重ねてすみません。
私のケースは青色申告で申請した方が合理的でしょうか?
重ねてすいません。
リサイクルショップや通販等で毎回仕入れる商品が異なり、一個ずつ仕入れる場合も多々あります。単価表で管理する手法が難しいと想定しています。食器とかも多数扱い、見た目でも判断しづらい状況です。ご指導お願いします。

丸山昌仁
青色申告が有利です。
青色申告特別控除をはじめ特典が多いです。
その代償として、記帳の義務、書類の保存が義務付けられています。
また、棚卸しは本当に大変です。1日はかかるかもです。
予め、商品別に仕入単価表を作成し、例えば100円単位で考え、原価50円から150円は平均100円で個数をカウントするなど、平均単価表を作成しても良いかなと考えます。
大変わかりやすい回答感謝申し上げます。
本投稿は、2022年01月20日 01時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。