個人事業主自身による一級建築士取得の資格学校の費用は経費になりますか?
二級建築士の個人事業主として活動している者です。
資格取得に関する経費に関してご教授いただけますと幸いです。
個人事業主自身による一級建築士取得の資格学校の費用(45万円程度)は経費となるでしょうか。
また、上記が認められない場合、参考書代や受験料も認められないことになるでしょうか。
もし認められる場合は勘定科目もご教示いただけますと大変助かります。
お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答
土師弘之
所得税法基本通達に「業務を営む者又はその使用人(業務を営む者の親族でその業務に従事しているものを含む。)が当該業務の遂行に直接必要な技能又は知識の習得又は研修等を受けるために要する費用の額は、当該習得又は研修等のために通常必要とされるものに限り、必要経費に算入する。」という規定があります。
これによれば、
・業務の遂行に直接関係のある資格の取得にかかった費用であること
・通常必要とされるもの(研修等の費用が高額すぎない)であること
であれば認められるということになります。
よって、
一級建築士取得に係る費用は、業務の遂行に直接関係のある費用として認められるものと思われます。
勘定科目は「研修費」が妥当だと思われます。
ご回答いただき本当にありがとうございます。
大変参考になりました。
本投稿は、2022年01月24日 21時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







