新たに事業用口座を作り、事業とプライベートが混在の口座を綺麗にしたい
事業収入と給与所得があり、全て一つの口座に入金、
そこから必要経費、プライベートの支出も出していて、
事業用口座、プライベート用口座が分かれていません。
すでに何年か事業をしていますが、
事業途中から、新たに事業用口座を作り、
新たに帳簿の記帳をしていく事は可能でしょうか?
今ある預金残高から、ある程度の額を事業用口座に入金、
その入金額から事業帳簿をスタートさせ、
今年の末に口座残高と帳簿に間違いなければ
綺麗に記帳できている、と考えていいでしょうか?
税理士の回答

可能です。
考えられる手順の一例としては、
①事業用口座作成時
(借方)普通預金 ××× (貸方)事業主借 ×××
ここで、新たに普通預金の補助元帳(補助科目)を作成します。金額は最初に預け入れた残高です。
②現在の口座から事業用口座への入金時
(借方)普通預金(新)××× (貸方)普通預金(旧)×××
まだ、この段階では、普通預金の補助元帳(補助科目)が併存しています。
③得意先からの振り込みや経費等の支払が事業用口座でできるようになり、移行が完了したと判断される時点
(借方)事業主貸 ××× (貸方)普通預金(旧)×××
と処理をして、最終的に、旧口座の補助元帳をゼロにして、閉鎖します。
そうすれば、現在の混在の口座を記帳しなくてよくなります。
本投稿は、2022年02月26日 19時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。