未払金の過剰計上が決算後に判明した場合の処理
公益法人で決算業務を担当している者です。
毎月の会計報告で未払金が残っている事が発覚し、詳しく調べると、H25年度末に計上した労働保険料の未払金の分がずっと残っている状態でした。H26年度の5月頃に労働保険料の一般拠出金率が変更となったが、すでに決算後のため、未払金が残ってしまいました。また、当該A事業は現在は終了していて、予算が無く、会計システム上に未払金科目のみが残っています。今年度でこの残額を処理したいのですが、予算のある別のB事業に未払金を移動し、今年度のB事業の費用を落とす形で処理をする際、間に挟む科目はどのような科目が良いでしょうか?また、もっと良い方法があればA事業、B事業の仕訳について教えて下さい。
税理士の回答

あくまで一案ですが、例えば
A事業
(借方)未払金 ××× (貸方)繰入金収入 ×××
B事業
(借方)繰入金支出 ××× (貸方)未払金 ×××
などとして処理する方法が一つ考えられます。
法人全体では繰入金収入、繰入金支出は相殺されて、出てきません。
本投稿は、2022年03月10日 20時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。