事業収入の仕分けについて
青色申告の個人事業主です。事業は薬局経営と不動産賃貸業です。
本年度より会計ソフトを導入しようとして勉強中です。
以下の点でご教授お願いいたします。
今までの確定申告ではそれぞれの事業で領収書や銀行通帳から仕分けしエクセルで集計して薬局事業と不動産賃貸業の青色申告決算書(損益計算書なし)を提出しておりました。会計ソフト導入では薬局経営と不動産賃貸業は分けて作成しなければならないのでしょうか?銀行口座の内容は診療報酬や家賃、不動産ローン返済金など混在しているため、銀行口座もそれぞれ専用に整理する必要があるのでしょうか?
それから青色申告では収支で薬局事業はプラス・不動産賃貸業がマイナス・連結マイナスの場合、事業別貸借対照表では不動産賃貸業のマイナスは借方貸方は事業主借で合わせればよいのでしょうか?
最後に薬局事業で厚労省から令和3年度新型コロナウイルス感染症感染拡大防止継続支援補助金を受けたのですが雑収入の仕分けでよろしいでしょうか?
お手数ですがご教授お願いいたします
税理士の回答

丸山昌仁
回答します。
あなたの事例で難しいのは、貸借対照表の作成です。
決算書は別々に作りますので、基本的には薬局を中心に仕訳し、その中で不動産関係は、不動産収入、不動産経費という科目で仕訳することになり、その結果を薬局の貸借対照表に計上することになります。
この点は、あなたのお考えとおりです。
また、コロナ関係の補助金は、あなたのお考えのとおり、雑収入で処理してください。
迅速な回答ありがとうございます。ご指摘だと貸借対照表は薬局にまとめて良いということでしょうか?それで65万円の控除が受けれるのでしょうか?また銀行口座は専用口座で分類はいかがですか?会計ソフトで銀行口座が薬局と不動産所得が混在してると決算書を別につくるので残高が合わなくなってしまいます。よろしくお願いします

丸山昌仁
貸借対照表は薬局分の作成で十分です。その中に不動産所得を組み込みます。それで665万円は受けられます。
口座は専用口座が良いと考えます。
口座に関して、不動産関係は不動産収入、経費として仕訳するしかないと考えます。薬局の計算では、不動産関係はまとめて分離して、後から不動産関係だけ処理するしかないと考えます。
まず、薬局の作成を優先してください。
わかりました。ありがとうございました
銀行口座を専用に整理した場合、返答を見て気づいたのですが薬局事業口座から不動産所得口座に振替た場合の処理ですが、それぞれの普通預金で不動産口座普通預金/薬局口座普通預金の処理でよいのでしょうか?それとも薬局口座で事業主貸/普通預金.不動産口座で普通預金/事業主借でよろしいでしょうか?ご教授お願いいたします

丸山昌仁
それぞれの口座があれば、不動産口座普通預金/薬局口座普通預金の処理で問題ありません。
わかりました。ありがとうございました
何度も申し訳ございません。事業用通帳から外貨預金や積立NISAの引き落としがありました。これはどのように処理すればよろしいでしょうか?

丸山昌仁
これは事業と異なりますので、事業主貸勘定で仕訳してください。
事業主貸/普通預金
わかりました。ありがとうございました
本投稿は、2022年03月28日 16時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。