高校生が企業スポンサーを受け金銭的支援を受け契約開始日による税金などの法的処理を教えて下さい
高校生ゴルファーが企業スポンサーから金銭的な支援を受けるケースで、
契約内容は、親とスポンサー企業は、親が管理する子供の競技力向上をサポートすることに関し、親と企業スポンサーが契約します。
期間が8月1日から1年間で、更新は別途協議です。
大会出場費用、交通宿泊費、練習費用などをスポンサー支援金を充てる計画です。支払方法は、一括入金と、毎月入金と選択が可能です。
そこで、質問ですが、
➀契約は8月1日から翌年7月31日で年度がまたがります。
税務処理期間は1月~12月とのことで、実質は8月~12月。
税務処理期間中の契約前の1月1日~7月31日の費用も税務対象に入れても良いのか。契約期間ではなく、年度内期間で入金と支出処理ができるのかということです。ダメであれば、毎月入金が良いのでは考えています。
②親が契約者なので、税金対策は、親なのか子供なのか。
③入金は、銀行へ振り込みで子供名義予定ですが、どうすればよいのか。
よろしくお願いします。
税理士の回答

行方康洋
高校生が未成年であるため、親が代理人として契約をされるのではないでしょうか。
本来スポンサーがつくのは競技者であると思いますので、競技者の収入になると考えます。競技者の収入の形態はさまざまであると思いますが、スポンサー収入が入る場合は、事業者の扱いになるのではないかと思います。
①について
契約期間のスタート以降の費用が経費になると考えますが、契約日以前もおそらく支払はあると思います。プロゴルファーであれば契約期間の前の支払いも経費算入は可能であると思いますが、アマチュアの場合は契約の内容などを確認して判断することになると思います。
②について
課税の原則として実質所得者が課税されるというものがあります。こちらも契約内容で判断することになりますが、一般的に考えると競技者に所得が帰属するのではないかと思います。そのようになれば、税金対策や申告は競技者ということになります。
③について
契約の相手方はどちらの口座でも問題ないと考えられているのでしょうか。スポンサー収入(所得)の帰属する方の口座にされた方がよろしいかと思います。
本投稿は、2022年07月07日 20時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。