フリーランスから嘱託社員に。青色申告での経費計上について
[背景]
現在62歳。去年はフリーランス(ITコンサル)として働き帳簿をつけてなかったため、白色確定申告し、同時に青色申請書を提出しました。ところが本年5月にA社にて年齢故、嘱託社員(1年契約)として入社、給与所得者となりました。しかし契約継続が保証されている訳でもないので、職や収入は得てませんが、常にA社以外の仕事のアンテナを張っています。実際紹介会社とのやりとりも丁寧に対応しており、業界情報の習得も怠りません。またA社からPCやスマフォ等の貸与がないため、自分のPCを使用していますが、老朽に伴い、新たにPCも購入しました。勤務も自宅作業が多くを占めています。
4月までの収入や経費(IT機器購入や家事按分)は、問題なく青色申告できると考えております。
5月以降の収入はA社からの給与のみになりましたが、ITコンサルとしていつでもフリーランス復帰できるように、IT機器やインターネット非等の出費は5月以降も発生しています。
[質問]
これらIT機器購入費用や家事按分を5月以降も経費として青色申告に計上することは可能でしょうか?
可能な場合、フリーランス時は家賃や電気代はワークスペースの割合から換算し実費の1/6を計上しました。5月以降は、この割合を少なくしようと考えています。例えば1/12とか。この場合、税務署からなんだこの計算は?等の疑問を招き、かえって面倒に巻き込まれたりしないでしょうか? そのような場合、今年度は1/6では押し通すのが得策とか。アドバイスいただけますと幸甚です。
税理士の回答

丸山昌仁
回答します。
本業が給与になったことで、事業は副業扱いなる可能性が高いです。従って、副業収入が今後、年内までに発生すれば、あなたのお考えのとおりで差し支えありませんが、発生しない場合は経費計上しない方が良いです。
雑所得は赤字は「0」扱いのため、経費に含めても同じ結果になります。
丸山先生、早速のご回答ありがとうございました。納得いたしました。
雑所得の赤字が「0」扱いとは、私の勉強不足でした。ありがとうございます。
本投稿は、2022年07月14日 18時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。