賃貸物件、屋根補強工事の減価償却について
お世話になります。
アパートを経営しておりますが、昨年の度重なる自然災害により飛ばされた屋根瓦の補修を終えました。
その上で、瓦が飛ばされないように瓦の1枚ごとに鋲打ちする作業の追加依頼を検討しておりますが、その費用約30万円減価償却はどのようになりますでしょうか。
ちなみに、当該アパートは木造で、平成元年築になります。
ご多用の中を恐れ入りますが、ご教示の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

瓦が飛ばされないように瓦の1枚ごとに鋲打ちする作業の追加依頼を検討しておりますが、その費用約30万円減価償却はどのようになりますでしょうか。
こちらの追加工事部分は資本的支出として減価償却の対象になると思われます。減価償却の方法は以下のようになります。
減価償却資産に対して平成19年4月1日以後に資本的支出を行った場合、その資本的支出は、その支出金額を固有の取得価額として、資本的支出の対象資産である既存減価償却資産本体(以下、「旧減価償却資産」といいます。)と種類及び耐用年数を同じくする新たな減価償却資産(以下、「追加償却資産」といいます。)を取得したものとして、その種類と耐用年数に応じて償却を行うこととなります。
一方、旧減価償却資産については、この資本的支出を行った後においても、現に採用されている償却方法による償却を継続して行うこととなります。
よろしくお願いいたします。
多田先生
ご多用の中、詳細なご回答をいただきまして、どうも有難うございました。
本ご回答を参考に、諸般の事情と合わせて発注を検討したいと思います。
コロナ禍に加え、この時季特有の過ごしにくい日々が続きます折柄、
どうぞご自愛のほど、祈念申し上げます。
ありがとうございました。
本投稿は、2020年07月31日 10時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。