仮受金?それとも預り金?
個人事業主です。海外のお店と提携して個人輸入の代行業を行っています。
商品は海外のお店からお客様へ直送し、受け取り時の関税・消費税はお客様が支払われます。
商品代金はお客様から私に支払われ、月に一度、私から海外のお店へ送金します。その際、海外のお店との契約料等を差し引いた金額を送金することになります。
この場合、お客様から入金の際の仕分け科目は預り金ですか?それとも仮受金ですか?
仮に10万円がお客様から支払われ、9万円を海外のお店へ送金したとして、入金時、送金時の仕分けの仕方を教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

こんにちは。
ご質問の場合ですと、仕訳としては以下のようになるかと思います。
(入金時)
現金預金100,000/預り金90,000
/売上10,000
(送金時)
預り金90,000/現金預金90,000
以上の仕訳を切ると差し引き10,000円が売上として手元に残ると思います。
関税等はあくまで消費者が直接支払った場合の単純化した仕訳ですので、ご参考までにお願いいたします。
早速ありがとうございます。
入金の時点(お客様から支払いを受けた時点)では、売り上げを差し引いた海外への送金額は分かりません。月末締めで金額を出して送金します。その場合にはどうなりますでしょうか。

入金時にはとりあえず、
現金預金xxx/預り金xxx
と全額を預り金として仕訳を切っておき、送金額がわかって送金する際に
預り金xxx/現金預金xxx
/売上xxx
と実際に送金する金額と契約料として売上にすべき金額で預り金を消すという仕訳を切ればいいと思います。
なお、決算期末に入金があり、送金がまだのものは預り金が貸借対照表に残ることとなりますが、それは構いません。
ご回答ありがとうございました。よく分かりました。
本投稿は、2018年05月14日 15時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。