貨物取次事業の会計処理
弊社は荷主と運送業者を取り次いで手数料を頂いております。その流れでの会計処理についてですが、
①荷主に請求書を出し売掛金。入金確認後売掛金の回収/売上高。運送業に外注費。
②同上売掛金。同上/仕入れ。運送業に売上高
が思い付くのですが、どちらが正しいでしょうか。
もしくは、他にありますでしようか。
税理士の回答

土師弘之
貴社は、荷主から受注して、運送業者に外注しているものと理解します。
荷主から100で依頼を受けて運送業者に80で外注した場合、
荷主に請求時 売掛金 100 / 売 上 100
外注履行時 外注費 80 / 買掛金 80
となります。
あとは、入金時、支払時に売掛金の回収、買掛金の決済の仕訳をすれば問題ないはずです。
お返事ありがとうございます。弊社は貨物取次事業となりますので、受注して外注というよりは、荷主と一般貨物業者を取り次いで、運行に対して手数料を頂いているという形となります。この場合も先生がお返事くださった仕訳で宜しいでしょうか?

土師弘之
運送取次事業であれば、自己の名をもってする運送事業者の行う貨物の運送の取次ぎ若しくは運送貨物の運送事業者からの受取(運送の取次ぎ)又は他人(荷主)の名をもってする運送事業者への貨物の運送の委託若しくは運送貨物の運送事業者からの受取り(運送の代弁)を行う事業となるので、
荷主・運送事業者のどちらかか仕事を受けたかどうか、お金の流れはどこから入ってきて又はどこへ出ていくのかによって、処理が異なります。
当初の①・②の前提に矛盾があると思われますが。
本投稿は、2021年02月17日 06時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。