その他の有価証券・関係会社株式の取り扱いの違い
表題の件について、相談させてください。
非常に深い関係にある会社の株式を取得しましたが、当期の会計処理について困っております。
関連会社の要件を見る限り、議決権数や議決権以外の要件などを満たしていない為、関連会社には該当しないことになります。
その場合、会計処理上、勘定科目は【関係会社株式】ではなく【その他の有価証券】として処理をするのが正しいでしょうか。
また現時点では関連会社としての要件は満たしていませんが、関連会社となるとどのような取り扱いの違いがあるのでしょうか。(会計上・税務上において)
ご教示いただけますと幸いです。
税理士の回答

勘定科目は、投資有価証券に区分されます。関連会社株式は原則として取得価額で評価されますが、保有目的がその他有価証券となる場合には、株式が上場株式のように容易に時価が把握されるなら、会計上は時価評価、税務上は取得価額で評価されます。また、時価が把握されない株式の場合には、原則として、会計上も税務上も取得価額での評価となります。
本投稿は、2021年08月16日 11時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。