法人口座→代表者の個人口座→法人口座に移動した場合の勘定科目について
法人口座から現金300万円を引き出しました。
一度代表者の個人口座に入金後、移したい法人の口座に振り込みました。
代表者からの振り込みの仕訳は何になりますか。
ご教示よろしくお願い致します。
税理士の回答

代表者からの振り込みの仕訳は
(借方)現金預金××× (貸方)代表者(代表者勘定を使用していない場合は借入金
又は(借方)現金預金××× (貸方)仮払金

法人口座からの引き出しと、別口座への振り込みを合わせて考えます。
引き出し時に現金預金勘定(貸方)の反対(借方)科目とした勘定科目を、振込時の現金預金勘定(借方)の反対(貸方)科目にします。
代表者の個人口座は、預金の振替のために使用した通過口座ですので、双方の仕訳は同じ勘定科目を使用しないと、使用した勘定科目の期末残高が一致しません。
使用する科目は、代表者の口座を通過していますが、仮払金が良いと考えます。
ご質問の取引が同じ日に行われているのであれば、1つの取引として同じ伝票番号で処理され、仮払金の摘要欄に代表者個人口座を使用したことを記載するのが良いと考えます。
本投稿は、2021年10月28日 16時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。