A社から預かったお金をB社に渡したときの仕分けについね
先日、B社から下記のような相談がありましま。
「A社から依頼された研修に関して研修代20万円を一時的に、御社で預かってもらえますか。そして、後日、我がB社に手渡しでもらえますか」
私はOKと返事をしました。翌週、A社から弊社の口座に20万円が振り込まれました。そして、数日後に私が20万円を引き出して、B社の担当者に現金をそのまま渡しました。
この場合の仕分けについて教えてください。
税理士の回答

仕訳は次のとおりになります。
入金時 現金預金 / 預り金
出金時 預り金 / 現金預金
一般的に「預り金」は、一時的に預かり、後日預けた本人や本人に代わって第三者に支払うときに使用する勘定科目です。
預り金と同様な勘定科目に「仮受金」がありますが、何の入金かわからない時に使用しています。
ご質問では、A社からの依頼で、後日そのA社に渡すことにした上で一時的に預かりっていますので、「預り金」勘定を使うことになります。
なお、仕訳の摘要欄に「A社依頼研修の預り金」などと記載し、預り金の消込状況を分りやすくしておいた方よいと思います。
詳しくご説明してくださり、ありがとうございます。

お役に立てれば幸いです。
お仕事が、順調に行きますことを希望いたします。
本投稿は、2021年11月22日 13時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。