法人税申告書別表5(2)について
法人の経理を担当する者です。
自社で法人税の申告書まで作成しております。
法人税別表(5)2の作成について、どうしても不明な箇所があり、質問させて
頂くことにいたしました。
弊社はコロナの影響による納付困難から、予定申告の納税猶予を受けております。
納付期日において、下記仕訳を計上いたしました。
仮払法人税等 / 未払法人税等
計上した未払法人税等の残額が残ったまま(未払いのまま)、期末を迎えました。
「貸借対照表の未払法人税等」と「別表5(2)期末納税充当金」とを一致させるためには、「別表5(2)納税充当金の計算 繰入額」への計上が必要かと思いますが、どういう名目で計上すべきでしょうか?
別表5(1)や別表4とのつながりも含めて、うまく申告書上に表現できません。
上記仕訳の是非も含めて、ご教示いただければありがたく存じます。
何卒宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答

納付期日において、下記仕訳を計上いたしました。
仮払法人税等 / 未払法人税等
この仕訳に問題があると思います。
延長したとはいえ、
仮払ではなく、
当期のP/L上の経費の計上すべきです。
当期利益の下の、法人税等。
法人税等***未払法人税***
そうすれば、いつもと同じです。
未払のまま残っていて、来期以降に納めるということだけです。
よろしくご理解ください。
どのように会社が、仕訳しても、担当の税理士が、正しくしてくれますが、
その分も、相談者様が行っているのですね。
何と楽な税理士業務でしょう。憧れます。
計上した未払法人税等の残額が残ったまま(未払いのまま)、期末を迎えました。
法人税等***仮払法人税***
と期末で、行う。
「貸借対照表の未払法人税等」と「別表5(2)期末納税充当金」とを一致させるためには、「別表5(2)納税充当金の計算 繰入額」への計上が必要かと思いますが、どういう名目で計上すべきでしょうか?
毎年のことと同じで、支払うのか延長しているだけです。
特別なこととして考えないことです。
別表5(1)や別表4とのつながりも含めて、うまく申告書上に表現できません。
上記記載。
上記仕訳の是非も含めて、ご教示いただければありがたく存じます。
上記記載。
ご理解ください。

森川智之
弊社はコロナの影響による納付困難から、予定申告の納税猶予を受けております。
納付期日において、下記仕訳を計上いたしました。
仮払法人税等 / 未払法人税等
予定納税の納税猶予を受けられているということなので、仕訳無しで良かった気も致しますが、あえて仕訳をするとなると上記のような仕訳になるかと思います。
計上した未払法人税等の残額が残ったまま(未払いのまま)、期末を迎えました。
予定納税の特例猶予を受けた場合の猶予期限は確定申告提出期限となるはずですが、確定申告の計算結果はどのようになっていますでしょうか。
確定申告の内容に合わせて決算整理仕訳がされれば予定納税時の仕訳のままで残高が残ることはないと思います。
お忙しい中、早々に御回答くださり、本当にありがとうございました。
納税猶予に関して、元々仕訳を起こさないという発想は小職には全くありませんでした。
仕訳を計上したことで、複雑に考えてしまったのかもしれません。
当期は業績が優れないまま終了した為、予定申告分は還付申告となります。
ご指導いただいた点を踏まえて、申告書作成を進めて参ります。
本投稿は、2020年10月17日 16時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。