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観賞魚の棚卸方法を教えてください

本業の傍ら、小規模ですが、観賞魚店を営んでおり、この度決算を迎えます
多少、繁殖はしていますが、この観賞魚についての棚卸はどのようにすればよろしいのでしょうか
水槽ごとに、目視で数えていくしかないのですが、それだけでよろしいでしょうか
ご教示いただけると幸いです

税理士の回答

 正確に把握することはかなり困難だと思われますので、私見ですが私の国税局勤務の際の実地経験からの事例を参考にしていただければと思います。
 原則的には繁殖育成させるのに直接または間接にかかった経費(エサ代等)を対象となった固体(観賞魚)もしくは個別水槽や魚種種類ごとに配分して集計及び累計して、各個体の原価を計算することになると考えます。(製品を製造する場合と同様です)
 しかしながら正直現実的ではないと思われますので、別案として種類、数量及び単価の規模が大きくなく、育成期間も短いのでしたら、個別に売上原価を把握せず、仕入は仕入、売上は売上、経費は経費で処理するといった方法も可能と思われます。ですから棚卸については余程の事がない限りは期中の増減は把握可能なレベルで許容して、取得時の単価は固定することになります。つまり収支のみの考えで売上高、仕入高、販売管理費といった形式になるということです。(長期のスパンで考えれば結果は同じことになります)この場合は、期末の棚卸は期末決算のためというよりも管理上の在庫(魚数)を把握することが目的となります。鑑賞魚で小型種の場合は棚卸の実数を数えるのは非常に困難であり、目視以外では個体に与える影響も大きいので「目視で数えていくしかない」で十分と考えます。
  余談ですが大きな池や市場の深い水槽の魚達ではそれさえも困難ですがw

ご丁寧にありがとうございました
調べてもわからなかったので、本当に本当に助かりました
お忙しい中対応して下さり感謝申し上げます

本投稿は、2022年11月01日 14時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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