合併による被存続会社の繰越利益剰余金について
合併によって被存続会社が存続会社に吸収合併された場合、被存続会社の利益剰余金は存続会社の損益計算書に反映されますか?
貸借対照表では、存続会社は被存続会社の利益剰余金を自社の利益剰余金に組み入れると思いますが、損益計算書がわかりません。また、損益計算書に入れる場合、勘定科目は特別利益でしょうか?
税理士の回答
適格合併ですか、非適格合併ですか?
抱合株式はありますか?
合併の形態がわからないと確定的な回答はできませんが、少なくとも合併で消滅会社の利益剰余金が合併後の会社の損益計算書に計上されることはまったくありません。
そもそも損益計算書に計上されるのは〇年〇月○日~〇年〇月〇日の事業年度中の収益と費用であり、利益剰余金は貸借対照表上の過去の純利益の蓄積なので損益計算書に計上されるものではないからです。
ありがとうございます。適合合併と非適合合併、抱合株式については調べてみます。
損益計算書に計上されないと、繰越利益剰余金の機首と期末の差額が当期純利益と一致しなくなりますが、それは問題無いでしょうか?
株主資本等変動計算書の企業結合による増加で一致するはずです。
失礼ですが、合併をされているということは合併に関する会社法上の手続きや会計処理、税務処理の基本的な知識があることが大前提なので、税制適格・非適格、グループ内合併か否か等は合併を検討する段階で当然に知っておかなければいけないことで、申し訳ありませんがご質問の主旨が理解できません。
本投稿は、2023年04月13日 11時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。