有限会社を休眠させる際の在庫について
父親が経営していた有限会社を父の逝去により2年前に承継しておりました。それまでの取引先とのサポートを継続する必要があったために承継しておりましたが、他社への引き継ぎがひと段落したのを期に一旦休眠しようと考えております。
私と母親の2名が役員で現在従業員はおりません。外部からの借入債務は無く、取締役がある母から借入が約500万円ほどあります。また在庫が40万円ほど残っているのですが、休眠するにあたりこの在庫を母親に原価の40万円で売却し残りの460万円を債務放棄という形にしたいと思っているのですが、このような処理は可能でしょうか?
可能であれば経理処理上どのようにしたら良いかアドバイスいただけますでしょうか。
よろしくお願い致します。
税理士の回答
休眠するにあたりこの在庫を母親に原価の40万円で売却し
時価である売値で売却する必要があります
債務放棄という形にしたいと思っているのですが、このような処理は可能でしょうか?
欠損金は残っているのでしょうか?
債務免除益が生じるので、欠損金が、所得よりも小さければ、法人税等の納税が必要となります。
早々のアドバイス誠に有難うございます。
法人税とのバランスで、欠損金の金額内で可能という事ですね。欠損金を見て調整したいと思います。
因みに取締役からの借入金を残したままでも休眠は可能でしょうか?
休眠という手続きは、それ自体が、法律上、正式に条文としてあるものではないと思うので、それがいいか悪いのかはわかりませんが、おそらく、そういう会社は、存在していると思います。
そうなんですね。初めて知りました。
ご教示有難うございました。
本投稿は、2023年07月02日 20時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。