輸入販売で複数の商品をまとめて海外から発送した場合の送料と輸入消費税の按分について
こんにちは。
私は海外からアンティークコインを海外から輸入して日本で販売しています。
アンティークコインには関税がかかりません。
①
海外から商品を送ってもらうときに10個くらいを海外の転送会社に一つにまとめてもらい日本に発送しています。
この場合、期末在庫・期首在庫で商品を棚卸する際に送料と輸入消費税をどうやって一つ一つの商品ごとに按分していけばいいのか悩んでいます。
例として下記のようなものになります。
【仕入れ値】 【送料】 【輸入消費税】
商品A 12857円 16965円 23150円(この内1500円が【立替手数料】)
商品B 28907円
商品C 18695円
商品D 14667円
商品E 25065円
商品F 86760円
商品G 155344円
商品H 31701円 総数8個
②
また、【輸入消費税】は按分しないといけないのかよくわからないので教えていただけないでしょうか?
③
棚卸資産の評価法は「個別法」が最も適切かと思っていますがどうでしょうか?
④
期末在庫・期首在庫は商品を【仕入れ値】に【送料】と【輸入消費税】を按分した金額を合わせたものという認識でいいでしょうか?
⑤
期首在庫・期末在庫についてなのですが、例えば個人事業主の確定申告の場合、2025年の期首在庫は2024年の期末在庫と同じという認識で問題ないでしょうか?
回答お待ちしております。
税理士の回答

① 送料と輸入消費税は各商品の仕入れ値の比率で按分するのが一般的です。例:各商品の仕入れ値 ÷ 総仕入れ値 × 送料・輸入消費税の合計金額。
② 輸入消費税も按分が必要です。ただし、立替手数料は按分せず直接経費として処理できます。
③ 棚卸資産の評価法は「個別法」で適切です。アンティークコインは単価が高く、商品ごとに価格差が大きいため、個別管理が望ましいです。
④ 期末・期首在庫は、仕入れ値に送料と輸入消費税を按分して加えた金額で評価する認識で問題ありません。
⑤ はい、個人事業主の場合、2025年の期首在庫は2024年の期末在庫と同じ金額です。
ご回答ありがとうございました。
本投稿は、2025年01月20日 15時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。