原価計算方法について
棚卸について
最終仕入原価法で金額を採用しています。
毎月棚卸をしている場合、その月の最終仕入額で金額を算定してもいいでしょうか。
また、毎月は大変だから期末の年1回に算定したものを一年その単位として毎月の棚卸に使用しても問題ないでしょうか。
ただ、期末まで棚卸資産の金額が決まらないので、月次決算の棚卸額も期末まで決まりません。
月次決算として意味があるのか不明です。
税理士の回答

坪井昌紀
このケースでは、貴殿のご見解のとおり。
・ただし最終行だけ補完しておきます。
・在庫管理は経営状況を把握するのに経営者にとって、重要なポイントです。売るために当面の在庫を確保しておく他、安い価格の時に一定量だけ多く仕入れたりするのは、よくあることだと思います。加えて、銀行借入がある事業者などのケースでは、四半期や半期に一度、融資先に試算表の提出を求められたときに、最終月の仕入原価に在庫数量を乗じて棚卸金額を算出するのは正しいやり方です。
・結果として、他のみんなはどうやっているの?という事だと思いますが、貴殿にとって簡略化できる部分として考えた場合、在庫量はしっかりグリップするとして、仕入単価が頭に入っていて経営に支障がないのであれば、計算が必要な時だけ最終仕入の原価を確認して計算する(つまり決算の時の年に1回だけ)というやり方が多いと思います。
同じ商品で2種類の仕入値があった場合、分けて評価すべきでしょうか。
それとも、最後に仕入れた値段で全て評価すべきでしょうか。

坪井昌紀
このケースでは、経理上の計算のお話ですから、最終の単価を採用することになります。
一方、経営のお話では、仕入れた値段に何%の利益をつけて売る、といったことがある業種の方は、例示された値段を経理上とは別に、わかるように把握しておく経営者もあると思います。
同じ商品で2種類の仕入値があった場合、最終の単価を使って計算する理由は何でしょうか。
同じ商品で2種類の仕入値があった場合、分けて評価するのはおかしいのでしょうか。

坪井昌紀
このご質問は、弊所の回答ではなく自分の計算方法を用いたいので、理由まで回答せよ、というようなジャンルのものです。押し問答の繰り返しになります。
・弊所の回答に疑念があるのであれば、貴殿の顧問税理士に教えてもらうとよいと思います。簡単に回答がもらえると思います。
・このコーナーは各税理士さんが仕事の合間をぬって、善意で回答しているものだと私は思います。弊所も未回答のものを優先して回答していますので、回答はここまでとさせてください。
自身の理解が及んでおらずすみません。
ご回答ありがとうございました。
本投稿は、2025年03月24日 23時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。